クリント・イーストウッド、次回作でアトランタ五輪爆弾テロ事件描く

2019年5月28日 20:00

クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド

[映画.com ニュース] 10年ぶりに主演を兼ねた監督最新作「運び屋」が好成績をあげたクリント・イーストウッドの監督次回作が、かねて噂されていた通り、アトランタ五輪爆破テロ事件を題材にした「Ballad of Richard Jewell(原題)」に決まった。米バラエティが独占で報じている。

本作は、1996年のアトランタオリンピック開催中に偶然爆弾を発見したことで、人生を大きく狂わされた警備員、リチャード・ジュエル氏の実話を描くストーリー。巡回中に爆弾の入った不審なリュックサックを見つけ、多くの犠牲を未然に防いだとして一度は英雄扱いされたジュエル氏だったが、マスコミが容疑者であるという誤報を流したせいで事態は一転。のちに真犯人が捕まり、無実は証明されたものの、報道によって人生を踏みにじられたジュエル氏は、2007年に44歳の若さで心臓発作により死去した。

米20世紀フォックスが97年、バニティ・フェア誌に掲載された報道記者マリー・ブレナーによる同名記事の映画化権を獲得。長年温めてきたこの企画には、イーストウッドも以前から興味を示していたが、76年公開の「アウトロー」以降、ほぼ全監督作で米ワーナー・ブラザースとパートナーを組んできたため、他スタジオの作品でメガホンをとる可能性は低いとみられていた。

米ウォルト・ディズニーがフォックスを買収したことで事態はさらに複雑になったものの、バラエティが関係者から入手した話によれば、ウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長がかつてワーナーの映画部門トップだったこともあり、イーストウッド自身が“ホーム(故郷)”と呼ぶワーナーに権利を譲ることに合意。円満解決に至ったという。

キャプテン・フィリップス」のビリー・レイが脚本を執筆。当初主演を務める予定だったジョナ・ヒルレオナルド・ディカプリオはプロデュースにまわり、「運び屋」の製作チームであるティム・ムーアジェシカ・マイヤー、イーストウッドと共同で製作を手がける。撮影開始時期やキャストなどの詳細については、現時点で明らかになっていない。

(映画.com速報)

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巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。

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