D.O.がビートルズ、ボウイでタップダンス 韓国動員100万人「スウィング・キッズ」20年1月公開
2019年5月15日 18:00

[映画.com ニュース] K-POPグループ「EXO」のD.O.が主演を務める韓国映画「スウィング・キッズ」が、2020年1月に公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルと特報映像もお披露目された。
「サニー 永遠の仲間たち」のカン・ヒョンチョル監督がメガホンをとった本作は、戦時中に結成されたタップダンスチームが、人種やイデオロギーを超えて、ダンスで絆を深めていくさまを描いたもの。韓国映画で初めて原曲が使用されたザ・ビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」、デビッド・ボウイの「モダン・ラブ」、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」といった名曲、タップダンスによるパフォーマンスが話題を呼び、公開わずか9日間で韓国動員100万人を突破した。
韓国で大ヒットを記録した「神と共に 第一章 罪と罰」「神と共に 第二章 因と縁」をはじめ、俳優としても目覚しい活躍を続けるD.O.は、タップダンス、北朝鮮の方言などを習得すべく、約5カ月間に及ぶ猛特訓を敢行。劇中では、ダンスに魅了された朝鮮人民軍ロ・ギス役を好演している。また、ブロードウェイ・ミュージカルの最優秀ダンサーに授与される「アステア賞」の受賞者ジャレッド・グライムス(タップダンサー、俳優)が、捕虜で構成されたタップダンスチームのリーダーとなる米軍下士官のジャクソン役として出演している。

1951年、巨済島捕虜収容所に赴任してきた所長は、対外的イメージアップのため、戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画。収容所きってのトラブルメイカーのロ・ギス、4カ国語をあやつる満州出身の通訳者ヤン・パンネ、いなくなった妻を捜す朝鮮民間人捕虜のカン・ビョンサム、栄養失調の中国人捕虜シャオパン、前職ブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンが集まり、ダンスチーム「スウィング・キッズ」が結成された。やがて、それぞれの事情でダンスをすることになった彼らに、ある公演の話が舞い込む。
ティザービジュアルは、タップシューズが印象的な仕上がり。特報では、ロ・ギスがジャクソンにタップダンス勝負を持ちかける様子や、スウィング・ジャズのスタンダードナンバーである「シング・シング・シング」に乗せて軽快なステップを踏む光景などが収められている。
「スウィング・キッズ」は、5月17日よりA4クリアファイル付きの特別鑑賞券が発売される(1400円:数量限定)。20年1月から東京・シネマート新宿ほか全国公開。
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