人気YouTuber「よさこいバンキッシュ」&「東海オンエア」沖縄降臨!ファンが大歓声
2019年4月20日 06:00

[映画.com ニュース] 吉本興業が主催する「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」が行われている那覇市・琉球新報ホールで4月19日、「オール フォー ワン」(岩手県・盛岡市)、「海まで何マイル」(山形県・山形市)、「誰にも会いたくない」(滋賀県・彦根市)という計3本の「地域発信型映画」が上映され、上映後には各作品の監督、キャストが舞台挨拶に立った。
なかでも注目を集めたのが「誰にも会いたくない」チームで、共同監督を務める相馬永吉は、人気YouTuber「へきトラハウス」の相馬トランジスタとして活動中。また、同じく人気YouTuber「よさこいバンキッシュ」のわきを、「東海オンエア」のてつやが出演しており、3人がステージに登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれていた。
また、同作には今年1月をもって「ぼくのりりっくのぼうよみ」としてのアーティスト活動を終了した、俳優のたなかが主演を務めており「無職になってから、初の仕事だったんですけど、慣れない感じでいろいろ頑張ってみた」と妖怪に変身してしまう引きこもりという難役を振り返った。
40歳以上のメンバーで構成されたラグビーチームの奮闘を描いた「オール フォー ワン」の渡辺熱監督は「地域映画ということで、盛岡の皆さんに出演していただくのが、まず第一。俳優さん、芸人さん、そして市民の皆さんの一体感を大切にしたかった」と語り、「盛岡はとてもいい土地。おいしいものもたくさんあるので、ぜひ遊びに来てください」とアピールした。
一方、東日本大震災を題材に、震災によって生まれたであろうドラマや人間模様にフォーカスをあてた「海まで何マイル」を手がけた廣木隆一監督は、「山形は何度も訪ねていて、温かい人たちが多い土地。その山形も東北の一部なんだよと(改めて)伝えたかった」と説明。本作をもって、吉本興業がバックアップする「地域発信型映画」プロジェクトは、47都道府県がすべて出そろったことになり「ぜひ、(監督を)やらせてほしいと手をあげた」と話していた。
「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」は21日まで開催される。
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