全力で、恋した時間は、永遠なんだ――「銀杏BOYZ」の楽曲が彩る「いちごの唄」予告完成
2019年4月14日 14:00
岡田氏と峯田が発表した「いちごの唄」は、小説化と映画化を同時に進行。岡田氏は「銀杏BOYZ」の楽曲からインスパイアされたオリジナルストーリーを紡ぎ、峯田は小説にイラストを提供するだけでなく、映画への出演も果たすことになった。古舘佑太郎と石橋静河がダブル主演を務める本作は、1年に1度訪れる親友の命日に“逢うこと”を約束した男女の恋を描く。
ポスタービジュアルは、赤い花が咲く野原に横たわった笹沢コウタ(古舘)と天野千日(石橋)の姿とともに「全力で、恋した時間は、永遠なんだ。」というキャッチコピーが添えられている。2人の絶妙な距離感は、年に1度、親友・伸二の命日でもある七夕にしか会えないという関係性を表現しているかのようだ。
予告編は、コウタが伸二の命日である7月7日に、高円寺で同級生の千日と偶然再会するシーンからスタート。かつて伸二とともに“天の川の女神だから、あーちゃん”と呼んでいた憧れの人との再会に「また会えないかな!」と勇気を振り絞って提案するコウタ。「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…また」という千日の言葉から“1年に1度だけの再会”が始まる。環七通りを散歩する2人の楽しそうな姿――だがある時、千日は「伸二君は、私のせいで死んだ」という過去の秘密を告白し、コウタの前で涙を見せる。
「あなたはあーちゃんを守れますか? それができないなら、それは恋じゃないでしょう!」「僕は幸せだと思うんだよね。片思いだけど恋をしているから」というコウタのセリフからもエモーショナルな作品を期待させる「いちごの唄」。映像には「銀杏BOYZ」の「漂流教室」「ぽあだむ」といった恋と友情を歌う名曲のほか、峯田が本作のために書き下ろした主題「いちごの唄」も使用されている。
「いちごの唄」には、和久井映見、光石研、清原果耶、恒松祐里、しゅはまはるみ、蒔田彩珠、吉村界人、岸井ゆきの、宮本信子らも出演。7月5日から東京・新宿ピカデリーほか全国公開。
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