石川啄木と金田一京助が浅草十二階の謎に挑む「啄木鳥探偵處」TVアニメ化決定 津田健次郎ほか出演
2019年4月4日 06:00

[映画.com ニュース] 2014年に死去した伊井圭さんのミステリ小説「啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)」(東京創元社刊)のテレビアニメ化が決定した。20年春から、TOKYO MX、BSフジ、CSファミリー劇場ほかで放送、配信開始予定。
同作は、1996年に第3回創元推理短編賞を受賞した「高塔奇譚」など、全5編を収録した連作本格ミステリ。明治42年を舞台に、浅草十二階こと凌雲閣で目撃された幽霊の謎に、家族を養うために探偵業を始めた石川啄木と、彼に強引に誘われて助手となった学者の金田一京助が挑む。
メインキャストとして、「遊☆戯☆王」シリーズの津田健次郎、第2回キミコエ・オーディショングランプリ受賞者の林幸矢、準グランプリの古沢勇人が出演することが発表されているが、配役は明らかになっていない。
メインスタッフは「はねバド!」の布陣が再集結。江崎慎平総監督のもと、シリーズ構成を岸本卓、アニメーション制作をライデンフィルムが担当する。キャラクター原案として、サイレント漫画「好きって言うのに、言葉はいらない」などを手がけたイラストレーターの佐木郁氏が起用されており、同氏による啄木と金田一のコンビを描いたティザービジュアルも公開されている。
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