古川雄輝×本広克行監督×森谷雄P、不在の市川知宏に対し愛情たっぷりの“いじり”
2019年3月9日 17:36

[映画.com ニュース] 本広克行監督、福士蒼汰主演の「曇天に笑う」が3月9日、愛知・豊橋で開催中の「ええじゃないか とよはし映画祭2019」で上映され、本広監督と出演した古川雄輝、本映画祭および今作のプロデューサーを務めた森谷雄氏が穂の国とよはし芸術劇場PLATで舞台挨拶に立った。
「月刊コミックアヴァルス」で2011~13年に連載され、14年にアニメ化、15年に舞台化された同名人気漫画の映画化。福士、古川のほか中山優馬、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、東山紀之らが共演し、18年3月21日に全国313スクリーンで封切られた。映画は、明治維新後の滋賀・大津を舞台に、300年ごとによみがえる大蛇(オロチ)を封印するために立ち上がった曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)、大蛇を利用し政府転覆を目論む忍者集団・風魔一族の三つ巴の戦いを描いた。
今作公開後の変化として、市川について触れた3人。古川が「イッチーがいじられたがるようになったんです。その後、ご一緒したドラマの時もいじったのですが、打ち上げでやった余興が滑っていましたね」と口火を切ると、本広監督は「滑り芸ってやつですよ。よく見ると格好いいんですが、寄りで見るといじりたくなるんですよねえ」と笑顔をのぞかせる。森谷氏も「イッチーって凄いですね。いないのにいじられている」と唸っていた。

森谷氏は、古川との出会いが製作として関わったドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」だと明かし、イギリスの「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」の舞台に出演するために渡英する直前の段階で顔を合わせたという。「入江直樹役は彼しかいないと思った。監督にも見てもらいたかったから、スカイプでつないでオーディションをした」。これに対し、本広監督は「それ、何か間違ってるなあ。だって、ロイヤルですよ。東京のイタキス? みたいな気持ちにならなかった?」と毒づいてみせた。しかし、「曇天に笑う」で古川を起用した理由を問われると、「イタキスの人気が凄くて!」と即答。森谷氏だけでなく客席からも「おい!」とツッコミが入り、「素直に認めたくないんですよ」と、してやったりの表情で笑いを誘っていた。
また、夏にもかかわらず気温10度以下の洞窟で行われた今作の撮影に姿を現さなかったという本広監督。古川は、「監督がいらっしゃらない日、何をしているんだろうと思って、みんなで監督のFacebookを開いたら、餃子を食ってました(笑)」と暴露した。これには本広監督も、「アクション部に任せていたんですよ。演出が何人もいたら戸惑うと思って。まさか役者が見ているとは思わなかったなあ」と釈明していた。
「ええじゃないか とよはし映画祭2019」は、3月10日まで開催。
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