キャストが成長しファンと歩んだ「コード・ブルー」の10年 山下智久&浅利陽介&新田真剣佑の裏話も
2019年3月9日 15:00
[映画.com ニュース] 山下智久主演の人気テレビドラマシリーズを映画化した「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」が3月9日、愛知県で開催中の「ええじゃないか とよはし映画祭2019」で上映された。出演した馬場ふみか、山谷花純、メガホンをとった西浦正記監督が、穂の国とよはし芸術劇場PLATでのトークイベントに参加した。
2008年に放送が始まったドラマを、シリーズ10周年の節目に初めて映画化。17年のドラマ第3期で描かれた地下鉄トンネル崩落事故から3カ月後を舞台に、救命救急センターで職務を全うする藍沢耕作(山下)と仲間たちが、成田空港と海ほたるで立て続けに発生した大事故に立ち向かう。
撮影秘話を問われ、馬場は「(昨日映画祭で上映された)『クソ野郎と美しき世界』でも豊橋の街を走ったんですけど、『コード・ブルー』でも走りまくりました。日々足がきたえられてますね。でも、私の走り方ちょっとおかしいかも」としょんぼり。西浦監督は「そんなことないよ!」と慌ててフォローしながら、「ナースは医者の後ろで荷物を持っているので、1番大変なんですよ。でも『(医者に)遅れるな』ってオーダーする厳しい監督がいるんですよ(笑)」とニヤリ。馬場は「山下さんや浅利(陽介)さんが、めちゃくちゃ走るのが早いので大変だった」と、撮影時の苦労をにじませた。
キャスティングについて、西浦監督は「テレビシリーズから、メジャーな人をゲスト患者には起用しないと決めていて。リアリティが欲しかったので、ちゃんと(オーディションで)選ぶというポリシーでした」とこだわりをのぞかせ、出演した新田真剣佑もオーディションを経て選んだことを告白。がん患者を演じた山谷は、「クランクインが(新田と)2人でデートするシーン。撮影後に髪を切る時に『私も頑張るから支えて下さい』という思いで、真剣佑さんにバリカンでそってもらいました。一緒に戦ったなという思いがありますね」と、懐かしそうに目を細めていた。
ドラマシリーズから絶大な人気を誇り、18年に公開された邦画の興行収入ランキング1位に輝いた本作。西浦監督は「ドラマ第1期の時に、既に映画化の話がちらっとあったんですね。でも若者の群像劇を少しずつ積み上げていきたいねという話になって。(長いシリーズの中で)メインキャストが成長を遂げたので、良かったと思います」と、物語と向き合ってきた10年への思い入れを語る。そして「10年お付き合いして頂いたファンの皆さんにどう応えようか」という考えが、冒頭のシリーズを振り返るダイジェストへとつながったことを明かした。
「ええじゃないか とよはし映画祭2019」は、3月10日まで開催。
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