松坂桃李の汗はミネラルウォーター!? 「娼年」で共演した猪塚健太が証言
2019年3月8日 23:00

[映画.com ニュース] 松坂桃李が主演した「娼年」が3月8日、愛知県で開催中の「ええじゃないか とよはし映画祭2019」でミッドナイト上映された。メガホンをとった三浦大輔監督、出演した冨手麻妙と猪塚健太が、開発ビルでのトークイベントに参加した。
第126回直木賞候補となった石田衣良氏の同名小説を映画化。2016年に演出・三浦監督、主演・松坂で舞台化され大きな話題を呼び、映画版でも再タッグを組んだ2人が、“性描写”の限界に挑戦している。無気力な毎日を送る大学生・領は、秘密の会員制ボーイズクラブのオーナーを務める御堂静香に勧誘される。恋愛や女性に興味がない領だったが、娼夫として仕事を通し、やがて女性の中に隠された欲望の奥深さに心惹かれ、やりがいを見出していく。
同映画祭には1回目から参加しており、昨年ミッドナイト上映された「アンチポルノ」(園子温監督)にも出演していた冨手。「私、ミッドナイトの作品ばっかり出てる」とこぼすと、猪塚が「“ミッドナイト女優”ですね!」と盛り上げる。冨手は舞台版のオーディションには落ちてしまったことを明かし、「三浦さんの作品には絶対出たかったので、映画版のオーディションも受けたら呼んでもらえました。三浦さんとは1シーンだけ出演した『何者』で演出してもらって、次はもっとがっつり演出してもらいたかったので」と、悲願の出演だったことを語る。三浦監督は「舞台と映画では、役者さんのどの部分を見るか違ってくる。でも、映画の時のオーディションで冨手さんがすごく成長していた」と成長ぶりを称えた。
激しいセックスシーンで話題を呼んだ本作。MCが「猪塚くん、(劇中で)すごいTバックはいてるもんね」と振ると、三浦監督は「あれ自前だもんね」とニヤリ。猪塚は慌てて「自前じゃないです! ボーイズクラブで名が売れているという役なので、説得力のある、攻めている下着がいいということで。なぜか舞台の時は(衣装の手配が)僕に丸投げされて、いろいろ派手なTバックを買って、結局銀色のTバックにしました。映画ではたくさん用意して頂いたんですけど、『やっぱあれ(舞台時に使ったもの)だよね』ということで、同じ種類のものをはいてます」と振り返った。
「映画のプロモーションで、よく聞かれたことは?」という質問に、猪塚は「僕は桃李とのシーンについて、よく聞かれましたね。その時に『桃李の汗はミネラルウォーターです』と答えてました」といい、登壇陣はきょとん。続けて「僕が汗だくの桃李の体をなめ回すシーンがあって。汗が無味無臭で、すごい良いお水を飲んでいる感覚でした」と説明する。三浦監督は「老廃物がないんじゃない? トイレ行ってる所を見たことないもん」と証言し、「アイドルじゃないんだから!」と、全員から一斉にツッコミを入れられていた。
「ええじゃないか とよはし映画祭2019」は、3月10日まで開催。
フォトギャラリー
関連ニュース
【アマプラ11月配信まとめ】小栗旬「フロントライン」、菅田将暉「ミステリと言う勿れ」、アニメ「藤本タツキ 17-26」が見放題配信!
2025年10月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
WEAPONS ウェポンズ
【問題】子ども17人が同時に行方不明に…このヒミツ知りたい? ネタバレ厳禁考察ミステリー緊急公開
提供:ワーナー・ブラザース映画
WIND BREAKER ウィンドブレイカー
【この冬、一番かっこいい男たちに会いに行こう】ビジュ限界突破。ぜ~んぶがクリティカルヒットした話
提供:ワーナー・ブラザース映画
昼、母親。夜、ドラッグの売人。
【衝撃の感動作】大切な人のためならどこまでも頑張れる。たとえそれが、どんなに危険なことでも。
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI