韓国で論争を招いた宗教映画「赤い原罪」 ムン・ シング監督は意外な経歴の持ち主! : 映画ニュース

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韓国で論争を招いた宗教映画「赤い原罪」 ムン・ シング監督は意外な経歴の持ち主!

2019年3月8日 22:30

ムン・ シング監督

ムン・ シング監督
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[映画.com ニュース] 韓国のムン・ シング監督による宗教映画「赤い原罪」が3月8日、北海道・夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のオフシアター・コンペティション部門で上映され、ムン監督は、プロデューサーのクォン・ミョンファン氏とともに上映後の舞台挨拶に臨んだ。

先天性小児まひの男サンムンと、てんかん症に苦しむ娘へジョン。2人の姿を通じて、創造主に仕える神父と修道女を呪いの対象とし、絶対神への抵抗を試みる聖なる戦争を描く。韓国では2018年4月に公開され、罪の意識の細やかな描写が論争の的となり、衝撃的な結末が話題を呼んだ。ムン監督は「実はこの映画、非常に製作条件が悪く、予算も少なかったんです」と仕上がりに満足しているわけではない様子で「もっと多くの場所で撮影をしたかったですし、もっと予算を割きたかったんですが、11日で撮了しなければならないスケジュール。少し残念な部分がある」と告白した。

原題は「原罪」だが「日本で上映するにあたり、(プログラミング・ディレクターの)塩田時敏さんから『“赤い”をつけたらどうだ?』と提案がありました。作品のテーマとも合っていますし、もしこのアイデアが最初からあったら『赤い原罪』としていたと思います」と明かすムン監督。塩田氏は「日本では『赤い殺意』とか『天使のはらわた 赤い淫画』などがありますからね。“赤い”が付くと非常にキャッチーなタイトルになる。お客さんもそちらにした方が入るんじゃないかと思ったんです」と意図を説明していた。


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観客から問いかけられたのは「キリスト教会からの反応が気になりました。神、信仰、そして人との関係を問いていて深い映画だと思ったんですが、韓国での興収を見ていたらあまりにも少ない。キリスト教信者はほとんど見ていないのではないか?」と鋭い指摘。「神学を10年ほど学び、実は牧師の資格を持っています」と打ち明けたムン監督は、「実際に活動をしてきましたので、この作品について教会側から何か意見することはできない」と回答。塩田氏から「逆に言えば(牧師の)資格を持っていれば、どんなものを作ってもいいわけですか? キリスト教にケンカを売っているような一面もありますけど…」と切り返されると「そういうわけではないんです(笑)。しかし、もしも知識のない方が作れば、教会から何か言われる可能性はある」と答えていた。

「シナリオを最初にいただいた時には、もっとショッキングな内容がたくさん含まれていたんです。完成してみたら、意外と良い人が出てくる。ちょっと残念」と補足したクォン氏。さらに「ムン監督は演劇界で活躍されているんですけど、ある作品で裁判沙汰になったことがある。韓国が民主化する前の時代、性の要素を含んだ内容の作品を作ったんですが、これを政府が気に食わなかった。その一方で1度お会いしてみたら、“クソ真面目”な方だったので驚きました」と意外な一面を暴露していた。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019は、3月10日まで開催。

(映画.com速報)

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