北村匠海、待ち合わせ前に“ひとり観覧車”「結局、遅刻した」
2019年3月5日 20:05

[映画.com ニュース] 第23回電撃小説大賞(KADOKAWA)で大賞に輝いた佐野徹夜氏のデビュー作を実写映画化した「君は月夜に光り輝く」の公開直前イベントが3月5日、東京・スペースFS汐留で行われ、ダブル主演を飾った永野芽郁と北村匠海、共演の斉藤慎二(ジャングルポケット)が出席した。
死期が近づくにつれて肌が光るという原因不明の“発光病”を患うまみず(永野)と、彼女の願いを代わりに実行し、その感想を伝える「代行体験」を行うことになった高校生・卓也(北村)の姿を描く。思い出に残っている「代行体験」を問われた北村が「恥ずかしかったのは“ひとり遊園地”。実際に行けと言われれば、僕は行かないと思う」と回答。すると、永野が「この前取材で仰ってたことは?」とたずねたことから、北村の“ひとり観覧車”体験が明らかになった。
Zepp Tokyoで行われた「UNISON SQUARE GARDEN」のライブに参加した北村。「会場の横に大きな観覧車があるじゃないですか? 集合時間まで20分あったので『よし、ひとりで乗ろう!』と思って。街を歩くよりもゆっくりできるかなと」と語りつつ、「いざ並んでみたら記念写真を撮らなくてはいけなくて……。乗ってみたら一回転30分かかるみたいで、結局10分遅刻しました。頂上に行った時、隣のかごに乗っていた家族連れのお客さんには、(自分の存在が)きっとバレていた。『ひとりで乗ってるの、北村じゃね?』と(笑)」と天然ぶりを発揮し、場内の笑いを誘っていた。
この日は映画の公式SNSで募集した“代行してもらいたいこと”を、永野と北村が実演することに。「合格祈願をしてほしい」という依頼に対しては、「絶対合格!!」(永野)、「大丈夫。」(北村)とフリップを掲げると、“ひとり遊園地”を堪能していたおじさんという異色のキャラクターでの出演を果たした斉藤は「字が綺麗で気持ちが伝わってきた」「短い文章でバッと伝える。2人の性格が表れていると思いますよ。突き進んでいけば結果は必ず出てくる。そういうことじゃないでしょうか?」とべた褒めしていた。
やがて斉藤直伝の“一発芸”を披露した永野と北村は、“気持ちが伝わりそうな告白”を代行することに。すると北村は「自信ないんですよ。会場の皆さんに手伝ってもらいたいんです。言ってほしいセリフ、ありますか?」と提案。場内から募集した「頑張ってる君が好きだよ」(北村)、「君の笑顔が一番可愛い」(永野)というセリフを受けた“相手役”の斉藤は、「可愛いなん一生言われる事ないですからね。(“相手役”が自分なのであれば)もう少し違うセリフがよかったんじゃない?」と照れを隠しきれない様子だった。
「君は月夜に光り輝く」は、3月15日に全国で公開。
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