井浦新×アキラ100% 兄弟役で異色タッグ「こはく」公開日決定&ビジュアル披露
2019年2月24日 20:00

[映画.com ニュース] 井浦新が主演し、お笑い芸人“アキラ100%”こと大橋彰が兄弟役で共演した「こはく」が、6月21日から長崎県で先行公開され、7月6日から全国で封切られることが決定した。あわせてポスタービジュアルが披露。どこか遠くを見つめる井浦と、ばっちり服を着てうつむく大橋の姿を切り取っている。
「ゆらり」で劇場映画を初監督した横尾初喜が、幼少期の実体験をもとに、故郷の長崎県で撮影。長崎でガラス細工工場を営む亮太(井浦)は、厳しい状況ながらもなんとか暮していた。一方、自身の父と同じように離婚を経験し、子どもたちと会うことも出来ずにいた。定職に就かずブラブラし、虚言癖のある兄・章一(大橋)の存在も悩みのタネ。そんなある日、亮太は章一から「蒸発していた父を、街で偶然を見かけた」と告げられ、再婚した妻・友里恵からは妊娠が知らされる。「お父さんになる自信、ある?」。亮太は、父の姿を探し始める。
両親の離婚で心に深い傷を負い、別れた父の姿を追い続ける主人公を井浦が演じる。問題のある兄・章一役は大橋が担い、素っ裸の芸風とは180度異なる新境地を披露した。横尾監督は、その熱演ぶりに「クライマックスでのアキラさんを始めとした俳優部の演技がすごすぎて、初めてモニターを見ながら号泣してしまい、カットをかけることが出来ませんでした」と語り、「佐世保市での撮影では、1000人近くの市民の皆さんと撮影させていただきました。生まれ育った原風景の地で、自身の半生をもとに映画が作れたこと、携わってくださった皆様に感謝の思いでいっぱいです」とコメントを寄せた。
井浦も、「刹那の内に生命が巡る期間の撮影で、横尾組は映画の神様に愛され、小さな小さなたくさんの奇跡が現場に宿り、1000人近いエキストラの皆さんの協力と、差し入れ炊き出しなど地元の方々のあたたかな支え、たくさんの愛によってつくられました」と明かし、「どんな人にもきっとある、心の中のこはく色に染まった景色。それを呼び醒まし、家族の話を自然としたくなる、共有し語り合いたくなる、そのような映画になれたならと願っております」と思いを込める。大橋は「井浦さんはカッコよかったです! テレビで見ていた人だ、というのがはじめての感想です(笑)。普段はすごく気さくで明るい方で、現場ではあらゆることでみんなをリードしてくれました。立ち振る舞いやら作品に対する姿勢まで色々と勉強になりました」と述べ、「元々は役者を目指したのがキッカケで芸能の道を選んだのです。いつもとだいぶ違うと思いますが、違うアキラを皆さんに見ていただきたいです。作品に参加することができて本当に光栄です」と話した。
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