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猫好き、悶絶必至!「ねことじいちゃん」秘蔵カット全網羅

2019年2月20日 13:00

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タマ役を堂々と演じたベーコン
タマ役を堂々と演じたベーコン

[映画.com ニュース] 世界的に有名な動物写真家・岩合光昭が映画監督に初挑戦した「ねことじいちゃん」には、実に多くの猫が出演している。主役となる猫のタマ役を堂々と“演じた”アメリカンショートヘアーのベーコンや、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で共演した柴咲コウ小林薫と今作の撮影現場で再会を果たした“にゃんけい”ことまろにーなど、個性豊かな猫たちの姿を収めた秘蔵カットを一挙に公開する。

愛知・佐久島で敢行された撮影には、35匹以上の猫たちが結集。プロダクション所属の33匹だけでなく、朝の海岸でおばあさんと散歩中の猫もスカウトされて出演を果たしている。ベーコン、まろにー以外にも、とらじ役のぽんずは、阿部寛主演作「蚤とり侍」や有村架純主演作「コーヒーが冷めないうちに」などに出演する売れっ子。スコティッシュ・フォールドのゆずも、伊藤淳史主演作「ねこあつめの家」やドラマ「最高の離婚」などに参加している。「全シーン 必ずどこかに猫がいる」というキャッチコピーに嘘はなく、岩合監督でしか成立しえないカメラのアングルなどを駆使し、猫たちの生き生きとした姿を切り取っている。

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また、四季の移ろいのなかで、猫たちが井戸端会議をするかのように集まる姿や、気持ち良さそうに日光浴を満喫する無防備な姿など、猫好きにとっては目を奪われる光景が盛りだくさんで、悶絶必至だ。それは、撮影に際して特別に猫用の照明を用意するほどこだわった、岩合監督の動物に対する思いのあらわれとして結実したといえる。

猫たちへの愛情が詰まった今作だが、タマ役のベーコンの落ち着いた物腰は特筆に価する。2015年2月3日生まれのオスで、100匹以上の猫が参加したオーディションで岩合監督の目に留まった。主演・立川志の輔と散歩するシーンのリハーサルでは、ほかの猫が座り込んで寝てしまうなど自由に振舞うなか、ベーコンだけは志の輔のスピードに合わせて歩き、何度も顔を見上げるそぶりを見せたという。志の輔をして「ふてぶてしい感じ、タマという感じだね」と言わしめた存在感は必見だ。

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ねこまき(ミューズワーク)氏による同名人気コミックを映画化した今作は、2年前に妻を亡くした大吉じいちゃん(志の輔)は、飼い猫タマや友人たちに囲まれ、のんびりとした毎日を過ごしていた。大吉の日課は、タマの散歩と妻が残した料理レシピノートを完成させること。しかし、体の不調や親しい友人の死など、穏やかな生活に少しずつ変化が訪れる。2月22日から全国で公開。

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