イーサン・ホークが悩める牧師に ポール・シュレイダー監督作「魂のゆくえ」予告
2019年2月14日 06:00

[映画.com ニュース]「タクシードライバー」「レイジング・ブル」といった名作映画の脚本家として知られ、監督としても「アメリカン・ジゴロ」などを手がけてきた名匠ポール・シュレイダーが、イーサン・ホークを主演に迎えた新作「魂のゆくえ」の予告編とポスタービジュアルが公開された。
戦争で失った息子への罪悪感を背負って暮らす牧師が、自らの所属する教会が社会的な問題を抱えていることに気づき、徐々に信仰心が揺らいでいく様子を描く人間ドラマ。アマンダ・セイフライドが共演。初上映されたベネチア国際映画祭でポール・シュレイダー最高傑作と評され、アメリカでは気鋭の配給会社A24による公開でスマッシュヒット。本年度の賞レースでも大きな話題を集めており、これまで64の映画賞を受賞、112ノミネート(1月31日現在)。本年度のアカデミー賞ではポール・シュレイダー自身初となるオスカーノミネート(脚本賞)されている。
予告編は、イーサン・ホークが演じる牧師トラーが、息子をイラク戦争で失った過去を打ち明ける場面からスタート。そんな中、礼拝で出会った女性信徒メアリーの夫マイケルが、明るい未来が見えない地球で新たな命を生み出すことについてトラーに問いかける。また、トラーはメアリーと心を通わせるが、自らの教会と環境汚染の原因を作っている企業との関係を知る。「神の意思だと思って割り切れ」と助言する司祭、そんな言葉に背くように、ある決心をしたトラーの姿が切り取られている。
「魂のゆくえ」は、4月12日から、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開。
(C)Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved.
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
Pontaパス
【「ズートピア2」「アバターF&A」などを“500円”で観られる!】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」 些細な口論が…まさか 異常事態を総力取材
提供:ハピネットファントム・スタジオ