斎藤工、「家族のレシピ」で世界を意識「日本映画もモデルケースにするべき」
2019年2月2日 19:15

[映画.com ニュース] 俳優の斎藤工が主演するシンガポール・日本・フランス合作映画「家族のレシピ」の食事会イベントが2月2日、東京・銀座のレストラン「Plus Tokyo」で行われた。
約50人が試写を観賞後に、映画に登場するラーメンとシンガポールのソウルフード・バクテー(肉骨茶)を組み合わせたメニュー「ラーメン・テー」を実食。デザートにロケ地の群馬・高崎の銘菓「ちごもち」もともされ、斎藤と共演のジネット・アウ、主題歌を担当したシシド・カフカ、エリック・クー監督も舌鼓を打った。
斎藤は「料理は、材料を集めて味付けが決め手になって、後片付けが大変というところは映画作りと同一線上にあると思った」と、同作出演後に自分でもバクテーを作るようになったという。バクテー自体を初めて食べたというシシドは、「映画を見ておいしそうと思っていた想像以上に満たしてくれた。シンプルでとてもおいしい」と目を細めた。

高崎が気に入って観光大使となり、ちごもちの製法まで学んだアウは「学んだ後の方がおいしく感じられた。それは感謝の気持ちが加わったからでしょう」と笑顔。クー監督は、「斎藤さんをはじめ日本のキャスト、クルーが心から作品に寄り添ってくれた。この仕事で見つけられたものは友情と慈しみの心。それがどんどん膨らんで大きくなっている」と誇らしげに話した。
同作は、昨年のベルリン国際映画祭に出品されたのを機に、世界40カ国ほどでセールスが成立したという。斎藤は、「世界市場にアジアから発信するという、一過性ではなく映画が向かうべき場所を具体的に見せてもらった。日本映画もモデルケースにするべきだと思う」と力説した。
「家族のレシピ」は、日本とシンガポールの外交関係樹立50周年をきっかけに製作。父親の死によって、幼い時に亡くした母の故郷・シンガポールを訪れた青年が、家族の絆を取り戻すためのレシピに出合うまでの旅を描く。3月9日から全国で公開される。
(C)Zhao Wei Films/Wild Orange Artists
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