ザック・スナイダー監督がゾンビアクション映画で復帰
2019年2月1日 11:00
[映画.com ニュース] 身内の不幸を理由に「ジャスティス・リーグ」を途中降板したザック・スナイダー監督が、新作映画「アーミー・オブ・ザ・デッド(原題)」で復帰を果たすことになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
同作はスナイダー監督原案のオリジナル作品で、ゾンビが大量発生したラスベガスを舞台に、主人公が傭兵たちを集めてかつてない強盗計画を遂行するために隔離ゾーンに入っていくというストーリー。米ワーナー・ブラザースで開発を行っていた企画を、このほどNetflixが獲得。製作費9000万ドル規模で、今夏クランクインするという。
脚本は「アウェイク」「キング・アーサー」のジョビー・ハロルドが執筆し、スナイダー監督が妻のデボラ・スナイダーと共同でプロデュース。ふたりが新たに立ち上げたStone Quarryが製作を行う。
スナイダー監督は、「マン・オブ・スティール」を皮切りに「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「ジャスティス・リーグ」と、立て続けにDC映画を手がけてきた。その間、かなりの重圧や制約に悩まされていたようで、新作に関して「楽しくて、壮大で、クレイジーで、いい意味で狂っている映画を全力で送り出すことは、口直しとして完璧だと思ったんだ」とコメントを発表している。
スナイダー監督といえば、ゾンビアクション映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04)で長編映画デビューを飾った経歴の持ち主であることから、「アーミー・オブ・ザ・デッド(原題)」は自らのルーツに戻った作品といえそうだ。