「フロリダ・プロジェクト」8歳子役ブルックリン・プリンスが監督デビュー
2019年1月27日 11:00

[映画.com ニュース]ショーン・ベイカー監督「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(2017)で名演技を披露した子役ブルックリン・プリンスが、初メガホンをとる新作を準備していることがわかった。
現在8歳のプリンスは、監督デビュー作となる短編映画「Colours(原題)」の撮影に入っている。米Viceによれば、プリンスが自ら脚本を執筆した作品で、主演も務めるようだ。
プリンスはインスタグラムに、カメラの後ろから指示を出す自身の姿や、撮影現場に駆けつけたベイカー監督との記念写真を投稿。「『フロリダ・プロジェクト』で、私は監督してみたいと思うようになりました。ショーンの仕事ぶりを見るのがとても楽しくて、彼の忍耐強さやビジョン、創造力に刺激を受けました。以来、史上最年少の映画監督の一人になることが、私の夢になったのです。今日、私は監督としての第一歩を踏み出しました。私を信頼してくれる友だち、そして恩師のショーン・ベイカー、素晴らしいキャストやチームの方々に感謝しています。皆さんに誇りに思ってもらえるように頑張ります。『Colours』をお披露目するのが楽しみです」とコメントを書き込んだ。
「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」はフロリダの安モーテルを舞台に、貧困層の人々の日常を少女ムーニーの視点から描いた人間ドラマで、撮影当時6歳だったプリンスがムーニー役を演じ、新人賞を総なめにした。
プリンスは監督デビュー作のほかに、米アップルの新ドラマに主演が決定しているほか、作家ヘンリー・ジェームズの怪奇小説「ねじの回転」を映画化する新作に出演している。
関連ニュース





