瑛太、ハリウッド挑戦“しない”宣言!「英語を勉強する考えはありません」

2019年1月19日 13:00

日本人として時代劇を盛り上げていく瑛太
日本人として時代劇を盛り上げていく瑛太

[映画.com ニュース] 藤沢周平氏のサスペンス長編時代小説を、時代劇専門チャンネルが20周年記念作品として映像化した「闇の歯車」が1月19日、東京・丸の内TOEIで公開初日を迎え、主演の瑛太、共演の緒形直人、メガホンをとった山下智彦監督が舞台挨拶に出席した。

江戸時代の深川を舞台に、町人の佐之助(瑛太)が怪しげな老人・伊兵衛(橋爪功)らと700両の強奪に挑む姿を描くサスペンス時代劇。好敵手として佐之助の前に立ちはだかった伊兵衛役の橋爪は、この日は「舞台稽古の疲れからくる体調不良」により欠席しており、瑛太は「どうしたんですか? 体調不良というのは本当なんですか?」とツッコミを入れ場内を沸かせた。

橋爪からの手紙が代読され、「瑛太くんとは今回が初めての共演でしたが、また一緒に、それも時代劇で共演したい。『闇の歯車』を撮り終えて、そう思っています。なんともいえない色気、こちらの想像を超えてくる芝居に、気持ちよくのせてもらいました」。そんな絶賛のコメントに、瑛太は「お体に気をつけて、舞台を頑張っていただきたい。橋爪さんからはたくさん勉強させていただきましたし、リラックスもさせていただいた。橋爪さんが『時代劇でやろう』とおっしゃる意味合いを、しっかり受け止めたいと思います」と思いを込めた。

さらに、撮影現場では瑛太から質問攻めにあっていたという緒形。映画「64」以来の共演となったが、「時代劇が本当に似合っていた。若かりしころの高倉健さんのようでした」と褒めちぎり、「自然体で、着流しとカツラが似合うし、目がいい。肝も座っている。天賦の才と言うか、本当に色気がある。これからの時代劇を引っ張って欲しいと、切に願っています」と激励する。山下監督も、「ワンシーンごとに、瑛太さんは僕の理想を凌駕していった」と頼もしげに明かしていた。

称賛の言葉を雨あられと受けた瑛太は、最後に「1年3カ月間、大河ドラマ『西郷どん』を撮影しているときに、この作品のお話をいただきました」と切り出した。「正直、時代劇に対し連続してモチベーションを保てるかと自問自答がありました。しかし監督とお会いしたときに、勢いと、作品に対する愛情の深さを感じ、全身全霊をかけたいと心に決めました」と述べ、「今後、日本映画に俳優として携わるなかで、日本人として誇りを持って時代劇をできる俳優になっていきたいと強く感じました」。しっかりと場内を見据えながら、「英語を勉強してハリウッドを目指すとか、そういう考えはありません。日本人として、心や技術を磨いて、時代劇をみなさんと楽しんでいけるエンタテインメントにしていきたい」と宣言すると、場内を万雷の拍手が包み込んでいた。

闇の歯車」は、全国の5大都市で期間限定上映された後、2月9日の午後8時に時代劇専門チャンネルで放送される。

(映画.com速報)

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