弁護士演じる坂口健太郎、法学部学生の“好反応”に安どの表情
2019年1月12日 04:00

[映画.com ニュース] 日本テレビ系連続ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」(毎週土曜22時)の第1話先行特別試写会が1月11日、東京・千代田区の日本大学法学部で行われ、同局ドラマに初主演する坂口健太郎、共演する川口春奈が出席した。
坂口演じる弁護士・黒川拓が、有罪率ほぼ100%と言われる日本の裁判でえん罪を晴らす奇跡を起こすため、科学を武器に逆転劇に挑む。日本テレビで弁護士ドラマが放送されるのは約11年ぶり。川口は、拓のスタンドプレーに振り回される新米弁護士・和倉楓を演じている。
第1話を見終えた“弁護士の卵”である法科大学院生約200人から、大きな拍手で迎えられた坂口は「法律を勉強している皆さんにどう受け止められるか。不安もあったので、拍手をいただき、ホッとしている」と好反応に安どの表情。「折れずに戦い続ける拓の姿を通して、人の心を丁寧に描いている」とアピールした。
坂口が演じる拓は、普段は動きやすい服装で、第三者との円滑なコミュニケーションのため、さまざまなものを詰め込んだ布袋を背負っているという個性的な役どころで、「とても不思議なやつで、常に発見があり、興味が尽きない」と魅力を熱弁。「法廷に立つビシっとした弁護士でもあるので、そのバランスを考えている」と話していた。
弁護士役に初挑戦する川口は、「(台本には)なじみがない言葉が多いですし、まずは調べることから始めて、何度も口にして体に覚え込ませている」と難解な法律用語に悪戦苦闘している様子。それでも「粘って粘って、苦しむ人を助ける気持ちを大切にしたい」と意気込みを語り、「現場は坂口さんを中心に和気あいあいの雰囲気。一度、笑いだすと止まらなくなりますけど。“ゲラ役者”ですね」と坂口の素顔を明かした。先行特別試写会にはドラマの法律監修を務める弁護士の室谷光一郎氏が同席した。
「イノセンス 冤罪弁護士」は1月19日午後10時から放送開始(初回15分拡大スペシャル)。
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