柴咲コウ、初監督・岩合光昭氏に“ダメ出し”「人間の芝居も見てください」
2019年1月8日 20:00
柴咲は、岩合氏が初監督に挑戦した映画「ねことじいちゃん」に出演。3年ぶりの映画出演で、「ねこ好きとしては、タイトルにねこと入っているだけでふたつ返事だった。しかも岩合さんの初監督ということで、絶対に出たかった」と明かした。
岩合氏の演出については、「柔軟性があって、カメラマンやチーフ助監督の意見に耳を傾けて、最善の方法を選択していったと思う」と分析。自身の演技は「ふだんなら衣装を着けてメイクをしてもらって、本番で気合が入るのに、顔がこんなにもとろけていていいのかというくらい、演技と日常の境目がなかった」と照れながら振り返った。
だが、岩合氏は撮影初日の最初のカットで「柴咲さんからしかられました」と告白。OKと告げた後に柴咲が近づいてきて、「監督、ネコしか見ていませんでしたよね。人間の芝居も見てください」と“ダメ出し”されたそうで、「初日で良かった。それからは人の芝居も見るようになった」と苦笑い。柴咲は、「図星ってことですね」と笑いながらツッコんだ。
それでも、撮影の合間には待機しているねこたちのトイレを掃除するなど“裏方”としても奮闘し、岩合氏も感心しきり。柴咲も、「ずっとセラピーを受けている気分でした。ねこがかわいくて、どのカットを見てもねこが登場している作品も珍しい。ねこが生き生き、伸び伸び過ごしていて、人間の生活の豊かさも描かれた素敵な作品になりました」と笑顔で話した。
共演したねこのベーコンも登場し、写真展の開催を記念したくす玉割りも実施。だが、ベーコンがなかなかひもを手にかけることができず、トレーナーに手伝ってもらってようやく割ることができ、会場が笑いに包まれるひと幕もあった。
「ねことじいちゃん」は、同名の人気コミックを映画化。妻に先立たれ、ねこと暮らす老人(立川志の輔)が家族や友人に支えられながら人生の選択をしていく姿をほのぼのと描く。2月22日から全国で公開される。
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
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