ラーメンとバクテーが繋ぐ家族愛 斎藤工主演の美食映画「家族のレシピ」シンガポール版予告編
2018年12月19日 13:00

[映画.com ニュース] 斎藤工が主演し松田聖子が共演、エリック・クー監督がメガホンをとったシンガポール・日本・フランス合作映画「家族のレシピ」の日本版ポスターとシンガポール版の予告編が公開された。国際都市シンガポールならではの英語、中国語の字幕入りの予告編では、物語の一端と豊かな両国の食文化を紹介するシーンが切り取られ、マーク・リー、ジネット・アウら人気俳優の姿も確認できる。
2016年に日本とシンガポールの外交関係樹立50周年を記念してスタートした企画で、両国とフランスの合作。ラーメンとバクテー(肉骨茶)という両国を代表するソウルフードを媒介に、ラーメン店で働く青年が店主の父が急死したことで、幼い頃に亡くなった母親の故郷シンガポールで自身のルーツを探っていく姿を描く。
料理がテーマの本作は美食家からも注目され、ベルリン映画祭とサン・セバスチャン映画祭の両方のキュリナリー・シネマ部門に正式招待された。既にシンガポール、フランスでは劇場公開され、9月公開のフランスでは、現地での日本のラーメンが人気であることも影響し、スマッシュヒットを記録。また、欧米・アジア各国などあわせて、世界40カ国以上での配給も決定している。
「家族のレシピ」は2019年3月9日から全国順次公開。
(C)Zhao Wei Films/Wild Orange Artists
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