ジョディ・フォスター、アイスランド映画のハリウッドリメイクで主演・監督
2018年12月13日 11:00
[映画.com ニュース] ジョディ・フォスターが、アイスランド映画「Woman at War(英題)」をハリウッドリメイクする企画で、主演・監督・プロデューサーを務めることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
同作は、「馬々と人間たち」(2013)のベネディクト・エルリングソン監督による新作映画で、中学校の温厚な音楽教師としての表の顔と、過激な環境活動家という裏の顔を持つヒロインが、ウクライナ人女児の養子縁組の認可を得たことで、環境問題と母親業との間で葛藤するというストーリー。同作は今年のカンヌ国際映画祭批評家週間部門でワールドプレミアが行われ、脚本賞を受賞。第91回アカデミー賞外国語映画賞にアイスランド代表として出品されている。
「この映画は、言葉では言い尽くせないほどのスリルを与えてくれました」というフォスターは、主演のみならず自らメガホンをとることを決意。舞台をオリジナルのアイスランドからアメリカ西部に移し、英語映画としてリメイクするという。
ちなみに、子役出身の演技派俳優として知られるフォスターは、「リトルマン・テイト」(1991)で監督デビュー。その後、「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ」「それでも、愛してる」「マネーモンスター」でもメガホンをとっている。