年内引退の滝沢秀明、今年の漢字は“行” ファンに「行ってきます」と前向きメッセージ
2018年12月12日 19:00
[映画.com ニュース] 滝沢秀明が12月12日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマ「孤高のメス」の第1話完成披露試写会に出席した。2018年内の芸能活動引退を公表している滝沢は、今年の漢字を“行”だと明かし、「大きな決断をしましたが、さよならという言葉は使いたくないので、『行ってきます』という意味でこの漢字を選びました」とファンに前向きな姿勢を示した。
累計発行部数160万部を突破した、現役医師・大鐘稔彦氏のベストセラー小説シリーズを初ドラマ化。臓器移植がタブー視されていた1980年代後半、医療先進国アメリカで経験を積んだ外科医・当麻(滝沢)が、「地方でも大学病院と同レベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、あらゆる難手術に挑む。
外科医役に初挑戦し、「非常に手応えがあり、自分としてもやりがいがあった」と振り返り、「当麻は自分の信念を持っていて、どんな状況でもブレずに前に進んでいく。男から見てもカッコいい生き方をしていて、刺激を受けた」。さらに「今後も当麻のように、自分のやりたいこと、求められることを大事にしていきたい。皆さんの期待に応えられるような大きな男になれれば。身長は無理ですけど(笑)」とジョークを交え、決意を新たにしていた。
完成披露試写会には滝沢をはじめ、共演する仲村トオル、工藤阿須加、山本美月、石丸幹二、長塚京三、内片輝監督が出席。仲村は「とてもしなやかな人」と初共演の滝沢を評した。また、滝沢と約20年ぶりの共演を果たした長塚は「台本を信じ、深く静かに情熱を燃やす。そんな芸風は、いい意味で当時と変わらず、驚くべきこと。きっと天性のものなのでしょう。クールさにも磨きがかかっている」としみじみ語っていた。
「連続ドラマW 孤高のメス」は、2019年1月13日から、WOWOWプライムで毎週日曜午後10時放送。