デンマーク&日本&ノルウェー合作映画「MISS OSAKA」に森山未來、阿部純子、南果歩!
2018年12月11日 06:00

[映画.com ニュース] デンマーク、日本、ノルウェーによる合作映画「MISS OSAKA」の会見が12月10日、東京・渋谷区の在日デンマーク大使公邸で行われ、キャストの森山未來、南果歩、阿部純子、メガホンをとるダニエル・デンシック監督、プロデューサーのマイケル・ハスランド氏が出席した。
ノルウェー北部の大自然と大阪の大都会という舞台設定で、従来のジャンルの枠にとらわれない物語を紡ぐ「MISS OSAKA」。自分に自信がもてず、いつも“別の誰か”になることを夢見ていたイネスは、恋人ルーカスに連れてこられたノルウェーで、自分と瓜二つの容姿を持つ日米のハーフ・マリアと出会う。大阪のナイトクラブ「MISS OSAKA」でホステスとして働き、華やかな生活を送るマリアに憧れを抱くイネス。やがて、マリアが不慮の事故で亡くなってしまったことをきっかけに、イネスは自分を“葬り”、彼女に成り変わること決意する。
大阪パートの撮影は、2019年1~2月に行われる予定だ。デンシック監督が「最初は“良い日本の役者”がわからないところから始まって、様々な作品を見た結果、最終的にこの3名の方に決まりました。(タッグを組めて)とても光栄に思っています。作品のゴールは、日本とデンマークの観客が同等に楽しめる作品に仕上げることです」と意気込みを明かすと、ハスランド氏は「デンマークには、日本に興味を持っている方が多い」と説明。「共同製作をするということは、文化を分かり合う点においても大事なことだと思います。互いの良さを生かしながら、それぞれの文化を取り入れられることが楽しみです」と語っていた。
主人公イネスが出会うミステリアスな男性シゲルを演じることになった森山は、「最近はスウェーデンやノルウェーに住んでいるダンサーなど、北欧の方々とお仕事をする機会が多かったんです。そして、今回はデンマーク。縁みたいなものを感じています」と胸中を吐露。「ダニエルと会うのは2回目なんですが、会話を重ねていくなかで、撮影やキャラクターの構築の仕方が更新されていきそうな空気を感じます。自分で準備できることはやりつつ、ダイアログを重ねながら、作品を生み出していくのかな」と話していた。
「MISS OSAKA」のトップホステス・アヤノ役に、オーディションを経て抜てきされた阿部は「デンマークと言えば、インテリアデザイン、アンデルセンの童話という印象がありました。日本文化とのコラボレーションによって、作品が生まれることを楽しみにしています。そして、大先輩の森山未來さんと南果歩さん、デンマークとノルウェーの素敵な俳優の皆さんの足を引っ張らないように、精一杯努めてまいります」と気合十分。「(オーディションの合格は)役への思いが伝わったのかなと思って、すごくすごく嬉しかったです。監督の期待に沿えるように、この役を精一杯演じさせていただきます」と思いの丈を述べていた。
南は「MISS OSAKA」のママさん役にチャレンジ。17年に日本とデンマークが国交成立150周年を迎えたことに触れ「長い歴史のなかで、こうやって文化交流に参加できることをとても喜んでおります」と話しつつ、「昨年と今年、私自身アメリカにプチ語学留学をしていました。『チャンスがあれば、英語を話す映画に出てみたいな』と念じていたところ、監督からお話をいただきました」と述懐。「私自身、生まれも育ちも関西。“大阪風味のジャパニーズイングリッシュ”で役を演じたいと思います(笑)」と宣言していた。
「MISS OSAKA」は、2020年に公開予定。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
コート・スティーリング
【些細なことで人生詰んだ】俺がなにしたっていうんだよ…イカれた爽快カオスを食らうオススメ作!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!!
【全部無料の神企画】最強映画フェスで自分を劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー