「アリー」B・クーパーの“神対応”&ガガの“サプライズ”にファン1000人熱狂!
2018年12月11日 20:43
[映画.com ニュース] 世界的歌姫レディー・ガガが映画初主演を果たした「アリー スター誕生」のジャパンプレミアが12月11日、東京・六本木アリーナで行われ、主演&監督を務めたブラッドリー・クーパーが出席。スペシャルサポーターとしてモデルのローラが駆けつけた。
本作は、ウェイトレスをしながら歌手になることを夢見るアリー(ガガ)が、世界的ロックスターのジャクソン(クーパー)と出会い才能を見出され、一気にスターダムを駆けあがっていくさまを描く。「世界にひとつのプレイブック」のプロモーション以来5年ぶりに来日したクーパーは「日本にまた来ることができて大変嬉しく思っています。レディー・ガガのファンも日本が一番素晴らしいと聞いていますし、彼女は今回来れませんでしたが、きっと近いうちに会えると思います」と喜びを爆発させていた。
「LINE LIVE スターダムオーディション」でグランプリに輝いたU-keyとKIMIKAが、メイン曲「シャロウ~『アリー スター誕生』愛のうた」を披露した後、レッドカーペットイベントはスタート。クーパーは満面の笑みでセルフィー&サイン攻めに応じるだけでなく、ステージ上でも“神対応”を見せた。寒さに震えるローラの姿に気づき、自ら脱いだコートを着させたクーパー。紳士な立ち居振る舞いに、会場に集ったファン1000人は悲鳴に似た歓声を上げていた。
作品をいち早く鑑賞したローラは「(見る前に)泣く予感がしていて、ティッシュを忘れちゃっていたから、トイレットペーパーを持ってきたの(笑)。バッチリメイクをしていたから泣きたくなかったんだけど、ボロボロ泣いちゃった! 心に響いた!」と大絶賛。クーパーは「自分にとってパーソナルな作品だったので、皆さんに同じような気持ちで見ていただけるのだろうかと考えていました。皆で努力をして、とにかくリアルさを追求して作りました」と告白。そして“女優レディー・ガガ”の印象を明かした。
「彼女ほど様々なことを達成している方が、ステージで歌ったことのないような演技をしなければならないシーンがあったんです。彼女がステージに上がることが怖くて仕方ない、共演していて毎回そう見えたんです。それほど素晴らしい演技でした。努力を積み重ね、全ての力を出し、自分のもろい部分もオープンに見せてくださったからこそ、リアルに感じていただけると思う」と振り返ったクーパー。ガガとの歌唱については「忘れられない瞬間になった。一緒に歌っていても居心地の良い空間を作ってくれました」と心に刻み込まれたようだ。
来日は叶わなかったガガだったが、この日はビデオメッセージを通じて、日本のファンにビックなプレゼントを贈った。「『アリー スター誕生』のプレミアに来てくれてありがとう! この映画は私にとって本当に特別。素晴らしい監督、俳優でミュージシャンでもあるブラッドリーに出会え、アリーを見た人から愛を感じる」と前置きすると、「そんな特別な作品だからこそ、日本のファンの皆さんと一緒に過ごしたいと思っているの。ラスベガスでね! 今月のラスベガス公演のリハーサルへ、みなさんの中から何名かを招待します!」と発表。思わぬ“サプライズ”を受け、場内は熱狂の渦に包まれていた。
なお、レッドカーペットイベントには、岡本至恩、叶恭子、叶美香、けみお、すみれ、関根麻里、デーブ・スペクター、京子スペクター、パンツェッタ・ジローラモ、水沢アリーも参加した。「アリー スター誕生」は、12月21日から全国公開。
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