アカデミー賞新司会のケビン・ハート、過去の差別ツイートが原因で辞退
2018年12月11日 12:00

[映画.com ニュース] 第91回アカデミー賞授賞式の司会を務めることになっていたコメディ俳優のケビン・ハート(「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」)が、発表からわずか48時間で辞退を発表した。
辞退にいたったきっかけは、10年ほど前にTwitterやコメディクラブのショーで発言していた、反同性愛コメントの数々が掘り起こされたためだ。この事態を受け、ハートは自身のインスタグラムに動画を投稿。「俺はもうそろそろ40歳だ。人間が加齢とともに変わったり、成長したり、進化できないと思っている連中に対して、かける言葉はない」と、現在の自分はかつてとは違うと主張。しかし、謝罪を行わなかったことが火に油を注ぐ結果となった。
そして数時間後、ハートは再び動画を投稿。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから、謝罪をしなければ別の司会を探すと通達されたことを明かした。そのうえで、「俺は謝罪を辞退する」と明言。「謝罪をしないのは、この件について既に数回コメントしているからだ。この話題が持ち上がるのは今回が初めてじゃない」と、改めて過去の自分と切り離して考えるようにアピールした。
その後、ハートはTwitterでアカデミー賞の司会を降板すると発表。「今年のアカデミー賞の司会から降板する決意をした。その理由は、たくさんの素晴らしいアーティストたちによって祝福されるべき夜に、邪魔になりたくないからだ。過去の心ない発言に関して、LBGTQコミュニティに心から謝罪する」。
なお今回の騒動に関して、中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟(GLAAD)のサラ・ケイト・エリス会長は、「ケビン・ハートは降板(Step down)すべきではありませんでした。向上(step up)すべきでした」と発言している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー