「ファンタビ」アリソン・スドル&ダン・フォグラー、急展開する恋の行方にヤキモキ!
2018年12月1日 11:00

[映画.com ニュース] 大ヒットファンタジーシリーズの最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(公開中)の主要キャスト陣が来日し、プレミアやファンイベントなどでキャスト自ら日本公開を盛り上げた。映画.comでは、魔法使いのクイニー役のアリソン・スドル、クイニーと恋に落ちた魔法を使えない人間のジェイコブ役のダン・フォグラーにインタビューを行い、改めて世界中で注目されるシリーズに出演した思い、本作で急展開する2人の恋の行方を聞いた。
本作は、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが自ら脚本を担当し、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(レッドメイン)の冒険を描いた人気シリーズ第2弾。母校・ホグワーツ魔法魔術学校の恩師であるダンブルドア(ジュード・ロウ)から、“黒い魔法使い”グリンデルバルドの捜索を命じられたニュートがパリに向かう。
前作でひかれあった2人だったが、魔法使いと人間の交際は禁止されていた。スムーズにいかない恋に、スドルは「恋に恋い焦がれている場合、自分の一番いい部分が出てくることもあれば、最悪な部分が出てくることもあると思うの」と共感を寄せ、「クイニーとジェイコブの2人は、もう少し考えればいいのになって思うところはあるわ。お互いにちゃんとこうしていくべきっていうところを見いだせていなくて、2人の視点が一致していないの。紆余曲折を経てうまくいってくれたらいいけれど……。恋人同士っていうのは、いかに自分自身と距離をおいて合理的に考えていくのが大事だと思う」と語る。
「ジェイコブの気持ちを代弁する」と前置きしたフォグラーは、「カップルにはよくあることなんだ。うまくいっているなら、このまま2人の運命をいじらないのがいいと思っているはず。ジェイコブは2人の関係を世の中に伏せたまま続けていきたい。でも、その秘密をどこまで隠し持っていけるのか、クイニーにしてもジェイコブも合理的な考え方を持っていないから、そういう意味では2人も世間にいるような典型的なカップルなんだ」と分析する。
続けてフォグラーは、前作での2人のあるシーンを想起させる場面が本作に登場することを明かす。「1作目での僕らの雨のシーンのオマージュのような場面が出てくるんだ。パリに来たジェイコブがジャケットを脱いだとき、振り向くとそこにクイニーがいないっていうシーンなんだけれど、振り向くとそこに彼女がいないっていうのは、僕は何かを暗示しているような気がしてならない」と2人の今後を心配する。
また、本作では「ハリー・ポッター」とリンクするシーンの数々も注目されているが、フォグラーは「『ファンタスティック・ビースト』の世界にいろんな種をまいて、その伏線を『ハリー・ポッター』で回収できる構図になっているから、予習としても『ファンタスティック・ビースト』を楽しめるし、今回から見ても入り込めるよ」と熱弁。スドルも「いろんなかわいい魔法動物も楽しめるポイントになると思う」と「ファンタスティック・ビースト」シリーズならではの魅力を紹介した。
お互いの言葉にうなずき合い、終始息ぴったりといった様子の2人。スドルは「私がまたクイニーを演じることができたのは、世の中には魔法があるっていうことの証だと思う。クイニーのことが大好きだし、役者としても演じがいのあるキャラクターなの。キャストもすごく優しいし、いい環境で働くことができる。こんなに恵まれていることはなかなかないので、たまに自分のほおをつねって本当か確認してしまうくらい。このシリーズに出演していいことはたくさんあるけれど、悪いことは一つも起きていないわ」と改めてシリーズに参加できた喜びをにじませる。
フォグラーも「俳優として収入が安定するんだ。来年も仕事があるっていうことはなかなかないからね。それだけ評価されているシリーズの一部でいられているので、僕らは本当にラッキーで、まるで魔法にかかったような気分だよ」と笑顔を見せ、「キャストもみんないい人たちで、昨日はみんなでカラオケに行ったんだ。誰かが『ホテル・カルフォルニア』を入れたらスペイン語だったから、止めようとしたら早送りになってしまって。結局みんなで歌ったんだよ」と、スドルと一緒に踊りながらその模様を再現をして場を和ませてくれた。
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