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高杉真宙、主演映画「ギャングース」公開に「気分が高まってます」

2018年11月23日 15:30

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封切りにワクワクドキドキ
封切りにワクワクドキドキ

[映画.com ニュース] 「モーニング」(講談社刊)で連載された人気コミックを映画化した「ギャングース」が11月23日、全国99スクリーンで封切られた。主演の高杉真宙加藤諒渡辺大知らが東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。高杉は「ここからがスタート。気分が高まって、ワクワクドキドキしています」とほおを紅潮させた。

犯罪者だけを標的にする窃盗団のリーダーを演じた高杉は、ロン毛で細まゆにする役づくりでこれまでのイメージを一新する熱演。「漫画を読んだ時に、自分たちがいる世界にこんなにも知らないことがあるんだと衝撃を受けた。それを伝えられる職業だと思って必死に演じました。映画館を出た時、皆さんの見える世界が変わっていたらうれしい」と真摯に語った。

加藤は、敵対する役どころのMIYAVIに対し「オーラがすごすぎて強そう。恐竜みたいだった」と戦々恐々。「ぶっ飛ばすぞ」とすごんで切り返したMIYAVIは、「3人が真っすぐにぶつかってきてくれたので、その心をどう折るかを考えて役になりきりました」と自信たっぷりに胸を張った。

初のアクションに挑んだ渡辺は、「きれいに見せるキックやパンチではなく、地味に痛いやつだった。ファンタジーだけれど、リアルな生々しいアクションが撮れて貴重な体験だった」と満足げ。篠田麻里子は、「配役がすごい。自分の中に出ていないブラックな部分が見られた。監督の、人間の裏側を見極めがすごい」と入江悠監督の眼力を称えた。

その入江監督は、「映画はキャスティングが7割といわれる。このメンバーが決まった時点で大丈夫だと思った。集中力がすごい方が多かった」と説明。そして、「原作にあるエンタテインメント性に通底する社会の縮図をできるだけ生々しく出せるように意識した。きょう、この場に皆と立てるのは特別な時間です」と感慨深げに話した。

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