兎丸愛美主演、東京に生きる若者を見つめる実験的なモノクロ映画「シスターフッド」3月公開
2018年11月22日 14:00

[映画.com ニュース]「SEALDs」の活動を追った「わたしの自由について」で知られる西原孝至監督が、生きづらさを抱えた女性たちが自分らしさを探し求める姿を、ドキュメンタリーと劇映画を融合させ、実験的なモノクロ映像で撮り上げた「シスターフッド」の公開が2019年3月1日に決定。このほどポスター画像と特報映像がお披露目された。
2015年から、東京に住んでいる若い女性たちの生き方をオムニバスで紹介するドキュメンタリー映画を作ろうと動き始めた西原監督は、2017年の#MeToo運動の広がりを機に、4年間撮り貯めてきた登場人物の生活に加え、新たに劇映画の要素を撮影し、1本の映画にまとめた。当初はフェミニズムがテーマだったが、性別の問題以外の様々な要素が加味され、人間の多様性を肯定する映画に仕上がった。
ドキュメンタリー部分で赤裸々に自身の経験や考えを語るのは、女性を中心に支持されているヌードモデルの兎丸愛美(うさまるまなみ)と、シンガーソングライターのBOMI(ボーミ)。劇映画部分では、兎丸のほか、岩瀬亮、遠藤新菜、秋月三佳、戸塚純貴が再集結し、それぞれ、兎丸の友達の女子大生・美帆、池田の彼女、美帆の彼氏を演じる。また、秋月演じるモデル・女優の後輩役として、現役女子高生で女優の栗林藍希(あいの)も出演。遠藤は、美帆という役を演じつつも、プライベートでも仲の良いモデル・女優のSUMIREと共にドキュメンタリー部分にも出演している。
このほど公開された特報映像では、2015年から撮影された、自分らしく生きたいと願う女性たちの映像の一端を伝え、「ムーンライト」や「君の名前で僕を呼んで」の日本版デザインも担当した石井勇一氏(OTUA)が手がけたポスターには、「わたしの幸せは わたしが決める」という力強いコピーが刻まれている。
「シスターフッド」は、2019年3月1日から、アップリンク渋谷で公開。
(C)2019 sky-key factory
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