高橋優、映画「まく子」に主題歌書き下ろす「ずっと大切にしたい作品」
2018年11月14日 12:00
本作は、小さな温泉街に住む少年・サトシが、転入生の不思議な少女コズエとの出会いを通して成長していく姿を描いた人間ドラマ。サトシの思春期の葛藤とコズエとの初恋を軸に、家族を愛しつつも浮気をしてしまう父親、それを知りながら明るくふるまう母親、道ならぬ恋をする若い女性、訳あり親子など、小さな町の不器用な人々を映し出す。
サトシを「ちょんまげぷりん」「真夏の方程式」の山崎光、コズエを「Blue Wind Blows」の新音が演じるほか、サトシの両親に須藤理彩と草なぎ剛が扮する。「くじらのまち」が第63回ベルリン国際映画祭などで高い評価を得た鶴岡慧子監督がメガホンをとった。
高橋はこれまで「映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ」「パパはわるものチャンピオン」などの主題歌を手がけてきた。今回書き下ろした「若気の至り」は、思春期の切ない気持ちを折り込んだスローナンバーに仕上がっているという。
鑑賞後すぐに書き下ろしたという高橋は「この映画が人の心の中に残るとき、必要なのはどんな音だろう。どんな言葉だろう。それを探し探し、必死にすくい上げるように『若気の至り』を書きました」と楽曲に込めた思いを説明。作品について「ずっと大切にしたい、そんな作品にめぐり合わせていただきました」と話している。
「若気の至り」は、高橋の6thアルバム「STARTING OVER」に収録されている。「まく子」は、2019年3月から全国公開。
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