“スーパーヒーロー”は実在するのか? シャマラン監督「ミスター・ガラス」19年1月公開
2018年11月8日 08:00

[映画.com ニュース] M・ナイト・シャマラン監督の新作スリラー「Glass(原題)」が、「ミスター・ガラス」の邦題で2019年1月18日から日本公開されることが決定。あわせて、予告編もお披露目され、シャマラン監督の「アンブレイカブル」「スプリット」と世界観を共有する異色の物語の一端が明らかになった。
ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンが共演した「アンブレイカブル」(00)は、ごく平凡な警備員が、難病を患ったコミックコレクターとの出会いによって、不思議な能力に目覚めていくというストーリー。一方、ジェームズ・マカボイ主演作「スプリット」(17)は、多重人格の男と拉致された女子高生3人組の戦いを描いたサイコスリラーとして製作され、「ミスター・ガラス」はこの2作のクロスオーバー作品となっている。
フィラデルフィアのある施設に、3人の特殊な能力を持つ男が集められた。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ウィリス)、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(マカボイ)、そして非凡なIQと生涯で94回骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス(ジャクソン)――彼らの共通点は“自分が人間を超える存在だと信じている”ことだった。精神科医のステイプルは、3人の主張がすべて妄想であることを証明するべく“禁断の研究”を始めるが、事態は思わぬ方向へ進んでいく。
予告編は、ステイプルがデヴィッド、ケヴィン、ミスター・ガラスに対して「私の研究対象は自分のことを“スーパーヒーロー”だと思っている人々」と語りかけるシーンからスタート。3人の能力について懐疑的な発言を繰り返すステイプルだが、その認識をあざ笑うかのようにミスター・ガラスは不敵な笑みを浮かべる。さらにデヴィッドとケヴィンの超人的な対決の場面も収録。3人は味方同士なのか、敵対しているのか、その関係性にも注目せざるを得ない内容だ。
「ミスター・ガラス」には、「スプリット」のヒロインに抜てきされブレイクしたアニヤ・テイラー=ジョイ、「アンブレイカブル」に出演したスペンサー・トリート・クラークとシャーレイン・ウッダード、ステイプル役としてサラ・ポールソンが出演。19年1月18日から全国公開。
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