“Mr.ビーン”ローワン・アトキンソンが今明かす「笑いの流儀」とは?
2018年11月8日 19:00

[映画.com ニュース] スパイアクションコメディ「ジョニー・イングリッシュ」のシリーズ第3弾「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」の特別映像を映画.comが独占入手した。「Mr.ビーン」で知られ、本作で主人公に扮したローワン・アトキンソンにクローズアップした本編映像やメイキングを収めている。
大規模なサイバー攻撃によってイギリスの諜報機関「MI7」の現役スパイたちの情報が漏えいしてしまい、最後の頼みの綱として、隠居状態だったジョニー(アトキンソン)が呼び出される。早速、陰で糸を引くハッカーを見つけるために任務を開始するが、限られたスキルしか持っていないジョニーにとっては、最先端のテクノロジーの方が脅威だった。「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・トンプソンら豪華女優陣が共演した。
アトキンソンは久々にコメディ復帰を果たし、63歳という年齢を感じさせない体を張ったボケにも挑んでいる。「Mr.ビーン」など過去の出演作も使用された特別映像で、ローワンは「視覚的なジョークやドタバタが好きなんだ。シンプルな笑いが一番だと思っている。シンプルなコメディは、たくさんの人たちに楽しんでもらえる」と自身の笑いのこだわりをにじませる。
ジョニーの相棒ボフ役のベン・ミラーは、長年アトキンソンのファンであると明かし「子どもの頃の夢がかなった気分。共演できるなんて光栄だ」と喜びを語り、ローワンの傍らでうれしそうな表情を浮かべる姿も。イギリス首相を演じたトンプソンは「現代のバスター・キートンよ。あるいはチャップリンね。人を笑わせるのに言葉を必要としないの。いつでも真剣にコメディのことを考えている人よ」と、笑いに妥協しないローワンの素顔に触れる。
メガホンをとったデビッド・カー監督は「間の取り方が天才的。もちろん言葉の壁を越えギャグも得意」とローワンのセンスに信頼を寄せ、製作のティム・ビーバンは「体を使ったギャグだから、広い年齢層にファンがいる。よく伸びる顔と体の持ち主で誰にも真似できない笑いを提供する」とローワン独自の笑いの手法を絶賛した。
「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」は、11月9日から全国公開。
(C)2018 Universal Studios and Studiocanal SAS
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