向井理の「目がぶっとんでた」 バチバチの対立関係を演じた原田泰造が恐怖を暴露
2018年11月7日 22:45

[映画.com ニュース] WOWOWの社会派ドラマシリーズの最新作「パンドラIV AI戦争」の完成披露試写会が11月7日、東京・青山のスパイラルホールで行われ、主演の向井理をはじめ共演した黒木瞳、美村里江、三浦貴大、山本耕史、原田泰造、渡部篤郎、脚本を手掛けた井上由美子、メガホンをとった河毛俊作監督が登壇した。
物語の舞台は、IT企業が経営するメディノックス医療センター。医学者の鈴木(向井)が開発したAIを利用し、医師よりも短時間で正確に、しかも無料で行われるAI診断によって世間の評判を集めていた。しかしある日、AI診断に基づき、優秀な心臓外科医・上野(原田)が手術した患者が死亡。記者の太刀川(山本)は、この事件をめぐり独自の調査を開始する。
冒頭で向井は、「10年続くシリーズに参加させて頂いて光栄です」と真摯な眼差しで語り、「撮影、打ち上げまで無事終わったので、ほっとした気持ちです」とニッコリ。また、登壇陣のなかで唯一初共演だという渡部の印象について、「フランクで、大人なんですけど遊び心がある方」と明かす。さらに、「またどこかで一緒にやれたらと強く思いました。どうでしょうか今ので?」と顔色をうかがうと、渡部は「いいと思う」と大きくうなずき、満足げな表情を浮かべていた。
「曲がったことが大嫌い、原田泰造です」と自己紹介した原田は、本作で医者役に初挑戦。「(原田が演じた)上野は孤高でしたよね」という向井の言葉に、「でも、鈴木も孤高だったよね。結果、みんな孤高だったよね」と返し、曲者ぞろいの作品の雰囲気を伝えた。そして、「(上野と鈴木は)同じ空気を吸うのも嫌だ、っていうくらいのバチバチ感でね。上野が問い詰められるシーンで、その時に(鈴木の)目がぶっとんでた。主人公は一途なんですけど、ちょっと怖いところもありますね」と、向井の熱演を絶賛した。
医師会会長役を務めた黒木は、役どころに関して「クランクインする前に、井上先生から『上品な人の中の下品さを楽しんでください』と言われました。難題だなと思いながら、役どころを想像する時間も楽しかったです」と振り返る。シリーズを通して記者・太刀川役で出演している山本は、「今回初めて、主人公が太刀川より年下。セリフの雰囲気も少しずつ変わってきていて、作品と一緒に成長できているなと感じました」と、シリーズの歴史の長さを語った。
連続ドラマW「パンドラIV AI戦争」は、11月11日から、WOWOWプライムで毎週日曜午後10時放送。
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