ホイットニー・ヒューストンの光と影に迫るドキュメンタリー、予告公開
2018年11月7日 08:00

[映画.com ニュース]アメリカを代表する歌手ホイットニー・ヒューストンの素顔に迫るドキュメンタリー「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」の予告編が公開された。初公開となる貴重な映像とともに、世界を熱狂させた歌姫の姿に秘められた光と影が映し出されている。
1980~90年代、圧倒的な歌唱力とパワフルな存在感で米ポップシーンに君臨し、人々に大きな活力を与えたヒューストン。ヒロイン役を務め、自ら歌ったテーマソングが大ヒットとなった映画「ボディガード(1992)」の成功や歌手ボビー・ブラウンとの結婚で幸せの絶頂だったが、やがてメディアに家庭問題や薬物問題を取り沙汰されるようになり、48歳という若さで不慮の死を遂げる。
本作では、ホームビデオ、未発表音源、関係者の証言などから、弾けるような笑顔の裏に言葉にできない思いを抱えていたヒューストンの真実に鋭く、そしてフェアに迫っていく。監督は、「ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実」で第72回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したケビン・マクドナルド。世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録をもとに綿密なリサーチを敢行した。
小林克也氏がナレーションを務める予告映像には、80年代に彗星のごとく現れたデビュー当時の初々しい姿、家族の前で見せる笑顔、“ニッピ―”と呼ばれる幼少期の記憶など、ヒューストンの人生の輝かしい場面がとらえられている。一方で、様々な問題を抱え世間を騒がせた、苦しみに満ちた40代も赤裸々に活写。これまで語られることのなかった、波乱万丈の人生の一端がおさめられている。
「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー」は、2019年1月4日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
(C)2018 WH Films Ltd
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