大ヒット韓国ホラー「コンジアム」実在の廃病院をめぐる臨場感たっぷりの特報公開
2018年11月1日 17:00
[映画.com ニュース] 韓国で大ヒットを記録した映画「コンジアム」の特報とティザービジュアルが公開された。特報には廃病院で起こる奇怪な現象が次々と映し出され、恐怖で顔をゆがめる若者たちが生々しくとらえられている。
本作は今年3月28日に韓国で公開され、15日間で観客動員256万人を突破。「箪笥 たんす」(2003)に続いて、韓国ホラー映画歴代第2位の大ヒットを記録し、話題を呼んだ。物語の舞台は、12年にCNNの「世界7大禁断の地」に選出された「昆池岩(コンジアム)精神病院」。心霊体験目当ての若者7人が、入院患者の集団自殺や院長の行方不明事件などを理由に閉鎖された病院を訪れ、奇妙な事件に巻き込まれていく。
特報では病院内の不気味な環境音を背景に、一瞬も気を緩めることのできない恐怖の出来事が連続する。本作ではホラー映画の定番となっている、ドキュメンタリー調のPOV(主観映像)形式を採用。あたかも心霊スポットの闇の奥へと足を踏み入れていくような、臨場感あふれる映像に仕上がっている。
ティザービジュアルには、寒々しいコンジアム精神病院を背景に、作品を象徴する言葉たちがハッシュタグとなってちりばめられている。「#402号室の呪い」「#私たちは呪われた」など、物語のヒントとなりそうなワードにも注目だ。
「コンジアム」は、19年3月23日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開。