NBAスター選手、レジェンドたちと老人役で共演「アンクル・ドリュー」撮影を「一生忘れない」
2018年11月1日 17:00
[映画.com ニュース] 米ペプシのCM用ドッキリ企画を映画化した「アンクル・ドリュー」から、特殊メイクで老人に扮し、主人公を演じた現役NBA選手カイリー・アービングのインタビュー映像が公開された。
本作は、老人に扮したアービングがストリートボーラーに勝負を挑み、累計1億回再生を記録した米ペプシ社のドッキリCMを長編映画化。ストリートバスケのコーチをしているダックスが、かつて伝説のバスケ選手だった老人のドリューと出会い、共にバスケの聖地ラッカー・パークでの優勝を目指す。
2014年にNBAオールスターMVP、2016年にチャンピオンに輝き、アメリカ代表では2014年FIBAワールドカップ優勝&大会MVP、リオデジャネイロ五輪では金メダルを獲得したスター選手であるアービング。ドリューに扮した劇中での老人姿ではなく、特殊メイクをしていない普段の姿でインタビューに応じた。
ドリューの昔のバスケ仲間を演じたシャキール・オニール、レジー・ミラー、クリス・ウェバー、ネイト・ロビンソンらNBAの元選手たちとの共演を振り返ったアービングは「彼らのプレーを見て育った。生の試合で見たり、Youtubeで見たり、映画で見ることも。僕にとってはレジェンドだ」と尊敬を込めて語る。バスケにすべてを捧げてきた彼らに「家族との時間も犠牲になっただろうし、仕事にすべてを捧げるのは多くの犠牲を払う。彼ら全員と共演できるなんて伝説的だ、一生忘れない」と感慨深げな表情を見せた。
また、「ゲット・アウト」のリル・レル・ハウリー、「Girls Trip(原題)」のティファニー・ハディッシュといったコメディ俳優とも共演し「アイデアをぶつけ合うんだ。笑いのタイミングも、キャラクターになりきったままいろんなアイデアを試していた」と刺激を受けた様子。「ただスポーツ選手が出てるバスケ映画ではなく、コメディ要素が入ってより楽しめる内容になった」と自信をにじませた。
「アンクル・ドリュー」は11月9日から全国公開。