倉科カナ、主演映画「あいあい傘」公開に感涙「わが子を託す思い」
2018年10月26日 20:00

[映画.com ニュース] 女優の倉科カナ主演の映画「あいあい傘」が10月26日、全国107スクリーンで封切られた。倉科は共演の市原隼人、立川談春、原田知世、宅間孝行監督とともに東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。「絶対に見る価値のある作品。たくさんの人の心に、ほんのりでもいいから温かいあかりをともしたい」と感極まり、そっと目元をぬぐった。
宅間監督が2007年に作・演出した舞台を自ら映画化。25年前に家を出て行った父親を探し出した娘が、その事情を知った上で再会を決意する物語。撮影は昨夏で「皆が熱い思いを込めた作品。これからは皆さんに育てていただく、我が子を託す思いです」とはにかんだ。
倉科に思いを寄せる露天商役の市原は、「倉科カナという女優の、役への向かい方をずっと見てきた。笑って泣ける、素敵な作品になった」と絶賛。対する倉科も、「市原くんは10代の頃から知っているし、先輩でもありお兄ちゃんでもある存在。人柄が温かいんです」と“相思相愛”ぶりを披露。これを見た倉科の父親役の談春は、「おいおい、見つめ合っちゃっているよ」とあきれ顔だ。
その談春は、原田と“夫婦”役で「私が『どうした?』と声をかけた時の、『う~ん』って顔が良かった」とにんまり。原田が、「談春さんといろんな話をして、すごく楽しかった。幸せでした」と応じると、「身に余る…」とさらに相好を崩した。
感動的なストーリーにちなみ今年最も泣いたエピソードを聞かれると、倉科は「毎年やっている某刑事ドラマ(『刑事7人』)で、すごく長いシーンで説明セリフもあって何度やってもNGを出し放心状態のところに、カバンを現場に忘れて号泣してボロボロになった」と照れ笑い。市原が「僕らは常にお客さんのことを考えて舞台に立っている。お客さんに拍手をもらうと涙をこらえるのが大変」と明かすと、倉科は「私の悔し泣き、カットしてもらっていいですか」とさらにほおを赤らめていた。
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