C・ランプリングが人生の終盤、生きなおしを図るヒロインに ベネチア受賞作「ともしび」予告
2018年10月25日 09:00
[映画.com ニュース] シャーロット・ランプリングが第74回ベネチア映画祭で主演女優賞を受賞した「ともしび」の予告編が公開された。夏木マリがナレーションを担当し、ランプリングが演じる主人公の、積み上げた人生が崩れていくような予兆、そして残りの人生に一人で向き合う決意の表情が切り取られている。
ベルギーのある小さな都市を舞台に、人生の終盤、さまざまな業を背負ったひとりの女性が、もう一度“生きなおし”を図るまでの、哀しみと決意を追う人生最後のドラマをミステリータッチで描く。「ル・アーヴルの靴みがき」のアンドレ・ウィルムが共演。イタリアのアンドレア・パラオロ監督がメガホンをとる。
慎ましやかに過ごしていたアンナとその夫。ある日、夫が犯したある罪により、その生活がわずかに歯車が狂い始める。やがてそれは見て見ぬふりが出来ないほどに、大きな狂いを生じていく。
「ともしび」は、2019年1月から、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。