フランケンシュタイン誕生に秘められた少女の孤独…エル・ファニング主演作、予告公開
2018年10月19日 13:30

[映画.com ニュース]人気女優エル・ファニングが、英国古典ゴシック小説の名作「フランケンシュタイン」を生み出した女性作家を演じる映画「メアリーの総て」の予告編と場面写真が公開された。予告編には、18歳の少女が不幸を糧に、愛を乞う孤独な怪物の創作に没頭する様子が映し出されている。
19世紀のイギリスで小説家を夢見るメアリーは、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれ合った2人は、情熱に身を任せ駆け落ちするが、メアリーには数々の悲劇が待ち受けていた。ある日、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い悲しみと喪失感を抱えるメアリーのなかで、何かが生まれようとしていた。
「ネオン・デーモン」「パーティで女の子に話しかけるには」など主演作が相次ぐファニングがメアリー役を務め、その美しくもはかない人生を体現。「高慢と偏見とゾンビ」のダグラス・ブースが、無神論者で自由主義の詩人パーシーを演じる。そのほかベル・パウリー、トム・スターリッジらイギリスの若手キャストが集結し、サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールがメガホンをとった。
予告編には、メアリーが愛する人との希望に満ちた生活に胸を高鳴らせる場面から一転、我が子の死やパーシーの裏切りなどにより、絶望の淵に立たされる様子を活写。現実に打ちのめされながらも、メアリーが取り憑かれたように創作に励む鬼気迫る姿を切り取っている。また場面写真には、本作にちりばめられている華麗な美術や、ドレスをまとう可憐なメアリーが鮮やかに写し出されている。
「メアリーの総て」は、12月から東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
(C)Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
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