「ういらぶ。」キャストで一番の天然キャラは平野紫耀?
2018年10月9日 21:05

[映画.com ニュース] 人気グループ「King&Prince」の平野紫耀、桜井日奈子が主演する「ういらぶ。」の完成披露試写会が10月9日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで行われ、平野、桜井、玉城ティナ、磯村勇斗、桜田ひより、伊藤健太郎の主要キャストが勢揃いした。
「LINEマンガ」の少女部門で月間1位を記録し、累計180万部を突破する星森ゆきも氏による大人気コミック「ういらぶ。―初々しい恋のおはなし―」(小学館刊)の映画化。同じマンションに住む幼なじみ男女4人の恋愛模様を描く。
幼なじみの優羽のことが大好きすぎて「好き」と言えない、ドSのフリをする“超こじらせ男子”の主人公・凛役を演じた平野紫耀は「凛はとてもドSでしたが、自分はドSではないので、女性に『ゴミ!』と言うのが心苦しいなあと思いながら、やらせていただきました」。男女が仲良しの幼なじみという設定には「憧れはありました。男子は男子同士で集まる、女子は女子同士で集まるのが普通。男女が集まるというのはないので」と話した。
一方、凛のせいで完全ネガティブ思考になってしまった、ピュアすぎる女子のヒロイン・優羽役の桜井は「優羽ちゃんは、私とは真逆のキャラクターです。あんなにホワホワしていないし、気も弱くないし、健気でもない。真逆なキャラクターだからこそ、演じ甲斐がありました。優羽ちゃんはコミュニケーションが苦手で、どもっちゃったりするのがかわいい。私が演じることでうざったく見えないように心配しました」。現場は和やかな雰囲気だったそうで、「平野くんを筆頭にみんながワイワイしている現場、常に笑いが起こっていた。自然と距離が近かったです」と話した。

イベントでは、劇中のそれぞれのキャラクターにちなみ、「一番○○な人は誰?」というお題にトークを展開するコーナーも。「一番こじらせている人」では平野は自分の名前を挙げると、「腰痛をこじらせているんですよ」と笑い。次の「一番天然系、ピュアな人」でも平野が1番になり、「なんで、俺ばっかり?」と苦笑。しかし、桜井は「平野くんが意図せず、現場が笑っちゃう現場はあったよね」と暴露すると、出演者も深く頷いていた。
「King&Prince」として、初の映画主題歌「High On Love!」も歌った平野が最後に締めの挨拶。「昨年10月くらいに撮影し、キャストのみなさま、スタッフのみなさま、監督のみなさんに支えられ……」というと、周囲からは“監督のみなさまって何だよ”という笑いが起こる場面も。そんな天然な部分も見せつつ、「みなさんに支えられ、素敵でキラキラした、キュンキュンした、笑った、青春の映画になっています。そして、僕らの主題歌も使っていただいた。今年は残りの3か月あるんで、平成の最後は僕たちで飾って欲しい」とアピールしていた。
「ういらぶ。」は11月9日から公開。
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