山田孝之、「デイアンドナイト」プロデューサーとして清原果耶を「専属契約を結びたい」
2018年10月5日 22:43

[映画.com ニュース]俳優・山田孝之をプロデューサーを務めた映画「デイアンドナイト」の完成報告会見が10月5日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、山田をはじめ、企画・主演の阿部進之介、共演の安藤政信、清原果耶、メガホンをとった藤井道人監督が登壇した。
「善と悪はどこからやってくるのか」をテーマに、家族の命が奪われ、善悪の狭間で揺れ動く人間を描く。父の自殺をきっかけに故郷へと戻った明石幸次(阿部)に、児童養護施設のオーナー・北村(安藤)が手を差し伸べる。17歳の少女・奈々(清原)ら孤児を養う一方、「子どもたちを生かすためなら犯罪をもいとわない」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村。次第に北村に傾倒していく明石は復しゅう心に駆られ、善悪の境を見失っていく。
本作では資金調達から俳優たちのケアまで、プロデューサーとして裏方を務めた山田は「最近変な仕事ばかりしていて、俳優として危機的状況に陥り、自ら映画を作れば何とか存続できるのではないかと思い……。阿部ちゃんと藤井くんが企画を練っていたところに『ここしかない!』と思って入りこみ、何とか脚本を一緒に作りました。しかし、僕はキャスティングされず、プロデューサーという立場にしがみつきました」と明かした。また、劇中の音楽は製作段階ということで「現在、某アーティストにお願いして、絶賛製作中です。12月の完成披露試写会のタイミングまで、あと少し頑張ります」と、作品にかける熱い思いをにじませた。
映画製作に至った経緯について、阿部は「藤井くんの映画を見たときに、本当に素晴らしい才能があるなと思ったんです。藤井くんと仲良くなっていくうちに『やりたいのあります?』と聞かれて、話し合いながら紙にまとめていきました。そこで何気なく孝之に話したら興味を持ってくれたので、3人で会ったのが始まりです」と振り返る。藤井監督は「納得のいく脚本を作ろう、というのが最初の3人の思い。阿部さんと山田さんが演じながら作っていくというスタイルで、面白い脚本作りができました」と、28稿まで修正を重ねたというオリジナル脚本の裏話を明かした。
「キャスティングについて教えて下さい」という質問に、山田は「清原さんが1シーン演じてくれたときに、圧倒的に『奈々』だったんですね。『見つけた!』っていう喜びと同時に、まさかの泣くっていうね……。素晴らしかったです」と、オーディションで500人の中から選ばれた清原を絶賛。「専属契約を結びたい」と意気込む山田に、清原は照れ笑いを浮かべていた。また阿部は「尊敬し愛している孝之が『興味があったら出てくれないか』と誘ってくれた。その気持ちに絶対に応えたいと思いました」と語ったが、山田は「安藤さんがどれだけ熱を伝えても、『やりたい』って言うんですよ。『やる』とは言ってくれないんですよ。それですごく時間がかかったんですけど」と明かし、会場は笑いに包まれた。
本作のテーマを問われた藤井監督は「初めて(阿部さんと)紙を書いた時から変わっていないことが、『善と悪』『二面性』というテーマでした」と語り、阿部は「生きて肌で感じているものが出てきました。じわじわと染み出てきたものが、だんだん形になった」と述懐。山田は「『常に答えが出せないもの』を描きました。映画の中のシーンを挙げて『こういう状況になったらどうする?』という質問に、(山田・阿部・藤井監督の)3人の答えはばらばらだった。見てもらった人が周囲と話し合うきっかけになれば、意味のある映画になると思いました」と力強くメッセージを託した。
「デイアンドナイト」は2019年1月1日から、撮影が行われた秋田県で先行公開され、同26日に全国で封切られる。
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