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山田裕貴&齋藤飛鳥、運命の相手には「追いかけられたい!」

2018年10月5日 19:00

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台湾の大ヒット青春映画を日本でリメイク!
台湾の大ヒット青春映画を日本でリメイク!

[映画.com ニュース]社会現象を巻き起こした台湾の大ヒット作を日本でリメイクした「あの頃、君を追いかけた」が10月5日、全国115館で封切られ、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた初日舞台挨拶に、主演の山田裕貴齋藤飛鳥(乃木坂46)をはじめ共演の松本穂香佐久本宝國島直希中田圭祐遊佐亮介、メガホンをとった長谷川康夫監督が出席した。

気の合う仲間たちと気楽な毎日を送る男子高校生・水島浩介(山田)と、浩介の“お目付け役”に任命された優等生・早瀬真愛(齋藤)の恋模様を描く。大きな拍手で迎えられた山田は「(映画を見た)皆さんの思いや感情をもっと聞きたいです。今日初日というのが不思議な感覚。例えて言うならば、3年くらい遠距離恋愛をしている彼氏、彼女に会うような……楽しみなんだけど、何を話していいのかわからない感じ」と胸中を吐露。一方、齋藤は「無事公開されたのは嬉しいんですけど、少し前までは映画初出演ということで自分に対する不安が大きかったんです。だから、公開されないことになんないかなと(笑)」とぶっちゃけてしまい、「おい!」「なんてことを!」と猛ツッコミを食らっていた。

物語の内容にちなんで「(恋の相手を)追いかけたいタイプ? 追いかけられたいタイプ?」と質問が飛ぶと、山田と齋藤以外のキャストは全員「追いかけたいタイプ」と回答した。松本は「追いかけられると冷めちゃう。恋が実らなくても、1人でキャーキャー言っていたい」と説明すると、佐久本は「追いかける方が楽しい。毎日の生活にハリが出る」と同調。すると「自分が好きな人は自分で決めたい」という考えの國島は「絶対に幸せにする自信がある」と胸を張っていた。

山田が「追いかけられたいタイプ」と答えたのには理由があったようで「追いかけるのって疲れちゃうんですよね。学生時代は一途に追いかけるタイプだったんです。5回くらい告白したこともある」としみじみ。「悪く言えば重いんです。人が好きだから、誰に対して重いっていうか。作品に対しても重いんです」と語っていた。そして、齋藤はその考えに理解を示すかと思いきや「私は消去法」と珍回答。「どっちも嫌というか。多分追いかけることができないタイプなんですけど、追いかけられると『申し訳ないなぁ』と思っちゃう。どちらでもないのかも」と発言し「関わらないでということ(笑)?」と指摘されると、「そっとしておいてほしい」と照れくさそうにほほ笑んでいた。

「『あの頃、君を追いかけた』に関わった全ての人が報われる映画にしたい」という熱い思いを秘めて、作品をけん引した山田。「“君追い”の輪が広がっていってほしい。この映画が良かったと思ったら、声を大にして、たくさんの人に届けてほしいです。何回でも、46回でも(見てほしい)」と思いの丈を述べると、“46”という数字に反応した齋藤が「それは多分見ないです」と冷静に告げて、場内の笑いを誘っていた。

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