遠藤憲一×宮藤官九郎の異色ドラマに小栗旬、野村周平、桃井かおりらが参戦！

物語の舞台は、刑事・諸井情（遠藤憲一）が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。撮影は滞りなく終わったはずだったが、トラブル発生で急きょ撮り直すことになってしまう。現場から既に去ってしまった役者に代わって、遠藤と芝居をすることになるのは、たまたま近くにいた名俳優たち。急場のオファーで撮影に参加することになった彼らの演技力が、ドラマに予想外の化学反応をもたらす。各話の最後には“勉強させていただいた”遠藤と宮藤が、ゲストを交えて撮影を振り返るアフタートークも収められている。

諸井の後輩かつ相棒の刑事を演じる小栗は、「とにかく何があっても宮藤官九郎さんの脚本に参加してみたいと思っていて以前から『チャンスがあればお願いします』と言っていました。今回このような形で参加でき、しかもあてがきでキャラクターを作ってくれるということで興奮しました」と充実の表情。殺人現場の目撃者役に挑戦した仲と加藤は、「マネージャーさんが『この作品は絶対面白い！』と私に話す前にお受けしていました（笑）」（仲）、「まず、宮藤官九郎さんの作品が大好きということ、そして、遠藤憲一さん、仲里依紗さんとお芝居させて頂けるという貴重な経験を積ませて頂けること。勉強させていただきたいな、という気持ちで受けさせていただきました」（加藤）とオファーを快諾したようだ。

同じく、数々の難事件を解決したFBI捜査官役の高畑、諸井の元相棒で殉職した刑事の息子に扮した野村も「宮藤官九郎さん！　遠藤憲一さん！　やらない訳ないでしょー！！　って。でも出来るかなーとは思いました」（高畑）、「僕は以前より宮藤官九郎さんとお仕事をしてみたいと思っていたのでこの話をマネージャーから聞いたときは即決でやりたい！　と言いました」（野村）と念願の参加。「宮藤さんの本に、遠藤さん。そしてこの新しくて面白い企画。お断りする理由がありません。ただ、撮影当日までは、震えて過ごしました」という諸井の元妻役の水野は、「一つの役を二人の役者が演じる。そこに宮藤さんならではの仕掛けがたくさん。見れば見るほどハマります」と語っている。

FBIコンサルタントのサイキック捜査官という風変わりな役に挑む高嶋は「宮藤官九郎さんと遠藤憲一さんとのお仕事を受けない俳優なんていませんよ！」と話しつつも、「最初頂いた時は『どっきり』かと思う程、摩訶不思議な台本で、とにかくその日はお酒を飲もうと思いました」と述懐。「遠藤さんには以前、何度もドラマで助けていただいておりますので、遠藤さんのお名前のあるドラマは断れません」「宮藤さんのリズム感のあるセリフの大ファン」と明かした桃井は病院の教授（女医）を演じており、本作の魅力について「遠藤さんと宮藤さんのプロジェクトだからこそ出来る、“だらけないゆるさ”が素敵なのじゃないかと」と説明している。

「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」は、11月12日からWOWOWプライムで毎週月曜深夜0時放送（全7話／第1話無料放送）。