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窪田正孝&広瀬アリスが体感 「ソラノカナタ」制作会社独自の技術を生かした手法とは?

2018年9月26日 20:04

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「ハーモナイズ CG」という技術も使用されている
「ハーモナイズ CG」という技術も使用されている
(C)XFLAG

[映画.com ニュース] 窪田正孝広瀬アリスが声優を務めるCGアニメーション映画「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」。本作では、先に声を収録してからアニメを作る「プレスコ」という手法が用いられている。声からどのようにキャラクターを作り上げていったのか、CGアニメーションを手がけた制作会社オレンジの社長である井野元英二氏が語った。

オレンジは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「攻殻機動隊 ARISE」などに携わってきた。CGアニメーションを駆使したバトルシーンなどを得意としているが、今作では役者の声を生かすことを重視したという。

井野元氏は「役者さんが自由に声を当ててからその声を基にキャラクターの演技をつけていくプレスコでは、役者さんの演技の幅が広がります。特にCGでアニメーションを作るときは、声があったほうが作りやすいんです。実は役者さんの声を流しながら、モーションキャプチャで動きを撮影して、声とキャラの動きをぴったり合わせるなど工夫して制作しました」と説明。

画像2(C)XFLAG

さらに、「本編のキャラクターの芝居に、窪田さんや広瀬さんの繊細かつ力強い演技を落とし込んでいけるように意識しました。お2人の声を聞きながら、キャラクターの表情や動きを付けていき、感情移入しやすいキャラクターになったと思います」と手応えをにじませる。

オレンジ独自の「ハーモナイズ CG」という技術を使用し、キャラクターに感情移入できることも追求した。3DCGならではの滑らかな動きを、作画風のアニメーションに見せるために調和させる技術だといい、井野元氏は「3DCG の映像表現を広げていくため、2D の作画のような仕上がりを目指しました」と語った。

モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」は、10月5日から全国公開。

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