マーベル映画の人気者たちがテレビドラマの主役に!ディズニーが自社ストリーミングサービス向けに企画
2018年9月25日 12:30
[映画.com ニュース]ロキやスカーレット・ウィッチといったマーベル映画の人気キャラクターが、それぞれテレビドラマの主役を務めることになりそうだと、米バラエティが報じた。
ウォルト・ディスニーは、2019年下半期にローンチするデジタル配信プラットフォーム向けに、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のマイナーキャラクターを主人公にしたオリジナルドラマを準備しているという。具体的には、トム・ヒドルストン演じるロキ、エリザベス・オルセン扮するスカーレット・ウィッチなどが検討されており、ドラマ版では同じ役者を起用する予定だという。
マーベルのテレビドラマといえば、すでに「エージェント・オブ・シールド」や「Marvel デアデビル」が放送中だが、これらはいずれもマーベル・エンタテインメント傘下のマーベル・テレビジョンが製作している。しかし今回のドラマ版は、マーベル・シネマティック・ユニバースの延長上にあることから、ウォルト・ディズニー・スタジオ傘下のマーベル・スタジオが担当し、MCU全作のプロデューサーを務めているケビン・ファイギ社長が企画開発を指揮するものとみられている。シーズンあたりのエピソード数は6話から8話を想定しているが、現時点で脚本家は未定だという。
ちなみに昨年、ディズニーのロバート・アイガー最高経営責任者は、タイトル未定の独自デジタル配信プラットフォームのローンチ時に、4~5本のオリジナル映画を配信すると発言。ディズニー映画500本、テレビドラマ7000話を用意すると発言していた。制作総指揮を「アイアンマン」や「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロー監督が務める実写ドラマ版「スター・ウォーズ」はすでに進行中で、制作費に1億ドルもの大金が投じられていることから、今回のMCUキャラクターのドラマ版にも相当なコストが注入される見込みだ。