福士蒼汰、緊張しきりの「旅猫リポート」相棒を満面の笑顔でケア!
2018年9月25日 18:25

[映画.com ニュース]人気作家・有川浩氏の小説を、福士蒼汰主演で映画化する「旅猫リポート」の完成記念カーペットセレモニーが9月25日、東京・銀座松竹スクエアで行われ、福士をはじめ、高畑充希、竹内結子、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、三木康一郎監督が出席した。
本作は、心優しい青年・悟(福士)が、ある事情から飼えなくなってしまった愛猫ナナ(声:高畑)と一緒に、新しい飼い主を探して日本各地をめぐる様子を描き出す。“主演猫”のナナを抱きかかえ、菜の花畑をイメージしたイエローカーペットに登場した福士。大勢の報道陣やファンの姿に驚いてしまったのか、ナナはなかなか落ち着かない様子。福士はそんな“相棒”を時に優しく撫で、時に優しく話しかけながら、満面の笑顔でケアを欠かさなかった。
有川氏から「猫を中心とした撮影にしてほしい」という要望を受けていた三木監督は、「(撮影は)基本的に猫シフト。ナナがどういう風に動けるかを皆で考えて、ずっと撮影をしていました」と告白。福士も「ナナは本能で動くので、僕も本能でお芝居を返していました」と苦労はあったようだが、かなり思い入れの深い作品になったようだ。「出演している作品を見て泣いたのは、初めてのこと。お芝居をしていても泣いてる、それを見ている自分も泣いているという不思議な体験でした。普通は客観的に見れないんですが、今回は感情移入ができましたね」と作品の完成度に自信をにじませた。
イベント中に生アテレコも行った高畑は「映画自体は少し悲しい部分があるので、ナナだけはさっぱりといいますか、良い感じでドライに演じられたらいいなと。あとはナナちゃんがとても魅力的な顔をしてくれるので、できるだけ声を合わせられたらいいなと思っていました」と述懐。悟を幼少期から見守る親戚の叔母・法子役の竹内は「(ナナは)良い意味で猫らしくて、予測がつかない。本番に臨む姿を皆でゆっくり見守ろうという雰囲気があったので、珍しくギスギスもしないし、ひりつかない現場でした」と充実の面持ちだった。
「小説版も大好き。何度も何度も読み返しているんですが、そのたびに泣いています。台本を読んでも涙して、映画を見ても涙して――(本作は)タオル必須な作品」と語っていた大野は、原作者・有川氏のサポートを明かした。「有川先生は結構頻繁に現場にいらっしゃってくれて。ずっとナナの目線などのケアをしてくれていました」と話すと、三木監督は「最後の方は雨の中でもやってくれていましたね」と補足していた。
「旅猫リポート」は、10月26日から全国公開。
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