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ロック様、「スカイスクレイパー」で義足のヒーローに!役作りを明かす

2018年9月21日 14:00

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撮影中のドウェイン・ジョンソン、 ローソン・マーシャル・サーバー監督
撮影中のドウェイン・ジョンソン、 ローソン・マーシャル・サーバー監督
(C)Universal Pictures

[映画.com ニュース] “ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが主演する「スカイスクレイパー」(公開中)の特別映像を映画.comが先行入手した。ある事件によって片足を失い、義足で暮らす主人公を演じたジョンソンの役作りに迫っている。

本作は、「パシフィック・リム」「キングコング:髑髏島の巨神」のレジェンダリー・ピクチャーズが製作したスペクタクルアクション。香港にそびえ立つ1000メートル超えの高層ビル「ザ・パール」を舞台に、元FBI人質救出チームの隊長ウィル(ジョンソン)が、謎の組織によって爆破テロを受けたザ・パールから、愛する家族を救うために死闘を繰り広げる。

映像は、過去のある事件により負傷したウィルが、後に妻となる軍医のサラ(ネーブ・キャンベル)と出会うシーンから始まる。数々のアクション大作で“最強の男”を演じてきたジョンソンだが、本作では一転、義足というハンディキャップを抱えたヒーロー役に挑んだ。

トラウマに立ち向かう繊細な演技力を試されることになったジョンソンは「“義足をしている”と心に留めて演じた。歩き方も研究したね」と徹底した役作りを行い、パラリンピックに3度出場、義足でエベレスト登頂という偉業を成し遂げたジェフ・グラスブレナー氏をお手本にした。撮影現場でもグラスブレナー氏の徹底指導を仰ぎ、特に猛ダッシュする場面について「彼は俺を褒めてくれた。『今のはまさに僕の走り方だ!』とね」とうれしそうに話す。

メガホンをとったローソン・マーシャル・サーバー監督は、ジョンソンに課した“ハンディキャップを持つヒーロー像”に関して「僕にとってすごく大切だったのは、人によっては障がいだとか、呪いだとすら思われかねないものに潜む力を示すことだった。義足であっても、ほかの誰とも同じようにヒーローになれるのに、映画ではそういうものを見たことがなかったんだ」と明かす。

センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」以降、ジョンソンと共に6つの映画を作ってきた製作のボー・フリンも「人は皆、自分の頭で定めているいかなる障がいも乗り越える力を持っている。この映画が見る人に刺激を与え、どんな状況に立ち向かっているとしても、誰もが最高の自分を生きる力を持っているのだと信じてもらえたらと願う」と熱い思いを込めている。

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