西加奈子直筆の“猿”を使用!山崎光×草なぎ剛「まく子」チラシビジュアル完成
2018年9月20日 08:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・西加奈子氏の小説を実写映画化する「まく子」が、2019年3月に全国公開されることが決定。あわせて、原作小説の表紙イラストを使用したチラシビジュアルと場面写真がお披露目された。
14歳の新鋭・山崎光が主演し、草なぎ剛が父親役で共演する本作は、思春期特有の葛藤、親との確執と再生を、西氏が築き上げた独自の世界観をそのままに紡いだ作品。物語は、小さな温泉街に住む小学5年生の男子・慧(山崎)が、不思議な魅力をもつ美少女転入生・コズエと出会うことから始まる。慧は、コズエの秘密を知ることで、今まで見てきた日常が優しく塗りかえられていき、ほんの少しだけ大人へと近づいていく。
チラシビジュアルの表面で目を引くのは、原作者の西氏が描いた“猿”のイラストだ。原作小説の装幀を手がけた鈴木成一氏と西氏は、当初コズエを正面から描いた絵を表紙にする予定だったが、ある日西氏が「どうしても猿の絵が描きたくなった」と打ち明けた。この申し出に鈴木氏と担当編集者は戸惑ったようだが、段ボールにクレヨンで描かれた“猿”は、西加奈子ワールドをしっかりと象徴する仕上がり。鈴木氏の「すごくいいね。これでいきましょう」というひと言が決め手となり、印象的な表紙が誕生した。
裏面では、主人公の慧、女性が大好きなダメな父親・光一(草なぎ)に加え、須藤理彩が演じた思春期の息子を見守る慧の母・明美、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門の正式招待作品「Blue Wind Blows」(富名哲也監督)に参加し、本作で2度目の映画出演となった新星・新音扮するコズエの姿を活写。そのほか、慧が魅力的なコズエに思春期ならではの戸惑いを見せるシーン、握りたてのおにぎりを息子に差し出す光一をとらえた場面写真が組み込まれている。
「まく子」は、第63回ベルリン国際映画祭フォーラム部門、第17回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門に正式出品された「くじらのまち」の鶴岡慧子監督がメガホンをとる。19年3月から東京・テアトル新宿ほか全国公開。
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