陽月華の映画初主演作「かぞくわり」ポスター完成! 主題歌は「花*花」が担当
2018年8月31日 08:00

[映画.com ニュース]「宝塚歌劇団」の元宙組トップ娘役の陽月華が映画初主演を飾る「かぞくわり」の公開日が、2019年1月19日に決定。あわせて、ポスタービジュアルも完成し、女性デュオユニット「花*花」(おのまきこ、こじまいづみ)が主題歌を書き下ろしたことがわかった。
奈良県で映画製作を続けている塩崎祥平監督が、作家・折口信夫の著書「死者の書」をヒントに“日本の家族の在り方”を描き出したオリジナル作品。奈良の平凡な家族を通して「本当に守るべきもの、残すべきもの」を示し、日本人にとって大切なメッセージを投げかける。陽月のほか、小日向文世と竹下景子が夫婦役で共演している。
両親(小日向&竹下)に画家になる夢を拒絶されてから定職にもつかず、38歳になっても実家暮らしの堂下香奈(陽月)。ある時、娘と一緒に出戻りした妹・暁美(佃井皆美)が、香奈の“ニートな人生”を否定したことで、堂下家の生活は一変してしまう。時を同じくして、謎めいた青年が香奈を再び画家の世界へと導いたことから、奈良の街全体を巻き込む大騒動へと発展していく。
背景の夜空や山、打ち上がった花火などが、本作のキーでもある“絵”によって描かれているポスタービジュアルは、横並びになって温和な笑顔を見せている陽月、小日向、竹下らが「一体どんな家族なのか?」と想像が膨らむ仕上がり。特に、花柄のエプロンを身につけているというユニークな出で立ちの小日向に視線が注がれる。
「花*花」が書き下ろした主題歌のタイトルは「額縁」。クラシカルなピアノの音にのせて、おのとこじまの美しい歌声で紡がれる歌詞は、切なさと自然の美しさを想起させている。同曲は、後日発表される予告編に挿入される予定だ。
「かぞくわり」は、19年1月19日から東京・有楽町スバル座ほか全国順次公開。
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