ベン・アフレック、リハビリ施設入りでバットマン役継続に暗雲?
2018年8月30日 11:00
アルコール依存の問題と向き合うべく2001年からリハビリを受けていたアフレックは昨年3月、「以前から取り組み、今後も対峙していくアルコール依存症の治療が完了しました」と治療を終えたことを自身のFacebookで宣言していた。だが8月22日(現地時間)、離婚申請中の妻ジェニファー・ガーナーがアフレックの自宅を訪ね、車に乗せて米ロサンゼルス郊外にあるリハビリ施設に向かうところをTNZがキャッチ。3度目となるリハビリ施設入所が発覚した。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」「スーサイド・スクワッド」「ジャスティス・リーグ」の3作品でバットマンことブルース・ウェイン役を演じてきたアフレックだが、米Wrapが関係者から入手した話によれば、現在マット・リーブス監督のもと準備が進められている単独映画「ザ・バットマン(原題)」はもちろんのこと、「ジャスティス・リーグ」の続編が作られることになったとしても、アフレックが同役で続投する可能性はかなり低いという。
多額の予算が投じられるハリウッド大作では、スタッフ・資金等にかかわるトラブルにより完成が遅延または頓挫するリスクを未然に回避するため、「完成保証制度」と呼ばれる一種の保険を導入するのが一般的だが、ある保証会社の社員は、「リスクが極めて高いことから、彼(アフレック)にかける保険料は、ヘタすれば映画そのものの製作費に匹敵するほど高額なものになる。それを覚悟のうえで、スタジオが彼を雇うとは思えない」と分析する。
一方、米ロサンゼルスの法律事務所で完成保証を専門に扱う弁護士ジョセフ・バリス氏は、「何本かの作品を問題なく完成させれば、その実績に伴い保険料も下がるとは言え、今回のように、リスクの高さを証明する失態を犯せば、保険料は当然ながらまた一気につり上がってしまう」と説明する。
また、無事バットマン役として続投が決まった場合でも、アフレックには所定の健康診断にパスすること、ならびに撮影期間を通して保険会社指定の医師による1日1回のドラッグ/アルコール検査が義務づけられることになるという。
新「バットマン」の製作を手がける米ワーナー・ブラザースに、大きなリスクを背負ってまでもアフレックを続投させる覚悟があるのか否か、アフレックのリハビリの経過も含めた続報に注目が集まる。
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