“本物の武蔵”とは?史実に基づく「武蔵 むさし」ティザービジュアル公開
2018年8月30日 08:00

[映画.com ニュース] 世界12カ国で上映された「蠢動 しゅんどう」の三上康雄監督がメガホンをとり、2019年初夏に公開される時代劇「武蔵 むさし」のティザービジュアルが公開された。歴史のうねり、そこで巻き起こる波乱の物語を暗示させるビジュアルには、「本物の武蔵」の文字が躍っている。
三上監督が脚本・製作を兼ねた、史実に基づくオリジナル本格時代劇。孤高の若き剣豪・武蔵(細田善彦)と足利将軍家の兵法で師範を務めた剣法の名門・吉岡一門、鎖鎌使いの宍戸、槍使いの奥蔵院道栄、そして老境に達し剣を極めた佐々木小次郎(松平健)の戦いを群像劇として描く。細田と松平に加えて、目黒祐樹、水野真紀、若林豪、中原丈雄、清水紘治、原田龍二、遠藤久美子、武智健二、半田健人、木之元亮ら、世代を超えた俳優陣が集結する。
ティザービジュアルの公開に合わせて、三上監督は「複雑化する群像劇を、日本映画界に欠かせぬ俳優陣、時代劇映画に精通したスタッフ、オールロケのリアルな映像、武道をベースにした迫力の殺陣シーン、オリジナルの刀の製作など、とことん本物にこだわり、徹底して描きました。史実を事細かく調べると歴史のうねりという一本の太い線となり、武道を探求すると武蔵の勝因が理解できました。本作では、歴史のうねりを縦軸に、武蔵の正義、吉岡一門の正義、小次郎の正義、細川家の正義、公儀の正義の激突を横軸に、過去、誰もが描かなかった『本物の武蔵』の映画に挑みます」とこん身のコメントを寄せている。
「武蔵 むさし」は、19年初夏に全国で公開。
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